HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

1月22日 あること

昨日よりも、もっと寒く感じられた今朝。

でも、体調は少し戻ってきたような気がする。朝から漢方薬を一気飲みして気合を入れて、いつも通りランニングに出かける。そしてシャワーを浴びて、家事をこなし、勉強をして、、、。

 

そう、今日はとにかく夕方に髪を切りに行くことになっていたので、

とにかくやることをどんどんやる日中を過ごしていた。

 

結果、タイムオーバーで、まだタスクを残しつつも、サロンに向かった。

 

いつも担当してくれているのは店長さん、と言ってもめちゃくちゃ若い。

多分20代だと思う。彼は、指名料ももらっているほど技術があって、そしてコミュニケーション力も高い。この、コミュニケーション力というのは、適度にほおっておいてくれるという意味である。

 

今日、そんな彼と話しをしていて、かなり共通点があることに気が付いた。

まず年齢。実は同い年!

趣味。実は音声メディアが大好きであること。

お風呂の入り方。湯舟でキンドルを読んでいること。

 

コロナ前から通っているのに、こんなに共通点があることに気が付かなかったとは。

共通点があると、途端に親近感が湧く。

実は、家からはだいぶ遠いんだけど、これからも通いたいと改めて思った。

 

この、「ある」ということでちょっと思ったこと

 

私たちが、何かが「ある」っていう風に気づける時って、逆説的にそれが「ない」状態の時である。この日記でもたびたび取り上げている、荒木博之のbook cafeの例もそれだ。コロナに羅漢された荒木マスターに変わって、今は日替わり店長ということで、色々な方がパーソナリティを務められている。

今日は、相談カフェにこれまで出演されたことのある、アシスタントの方々。

voicy.jp

 

その中の一人が「荒木さんの声を聴くことが日常だったから、今回そのありがたさに改めて気が付いた」と言っていた。まさに、ない状態になって初めて気づく、あることのありがたさ。

 

荒木さんが連載を書いている、Newspicksの「「この一節」から考える読書対話」で、近内悠太さんの『世界は贈与でできている』の一節を紹介されていた。

 

”逆説的なことに、現代に生きる僕らは、何かが「無い」ことに気づくことができますが、何かが「ある」ことには気づけません。” 第7章世界と出会い直すための「逸脱的思考」p.183

 

newspicks.com

 

今日の体験、そしてvoicyの内容を聞いて、本当に「あること」に気づくことが尊いことを実感した日だった。

 

この近内悠太さんのご著書、本当に考えさせられる本なので、是非読んで頂きたいです。

 

おやすみ