HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

2月11日 入れ替えること

日曜日。

 

昨日は、積み残して崩れかけていた仕事のお片付けをするために時間を使ったが、日曜日はもうちょっと自分のために時間を使いたいと思っている。

 

向かう場所はいつもの通り、図書館である。

借りている本を返さなきゃだし、ビジネス雑誌がたくさんあるのでそれをコピーしにいきたいし、図書館でしかできないことがたくさんあるのだ。

さて、まずは1週間分の日経MJを読み漁る。

 

日経電子版を有料会員で読んでいるから毎日読めばいいものの、

MJを週末に読むのが僕の楽しみになっている。

 

「へ~こんな新しいビジネスやってるんだ~」

とか

「このプロモーションぐっとくるわ~」みたいな感動を感じ、静かな空間の図書館の中で一人だけ背中を丸めながらテンション上がっている。

 

視点を変えること、あえてネガティブだと思っていたことを逆用すること、そういったことによって新しいビジネスが切り開かれる事例が沢山載っていて、日経MJは読み物としても本当に面白い。

 

その、視点を変える、入れ替えるということから妄想したことをちょっと紹介したい。

 

今日の移動時間に聞いたポッドキャストは、毎日新聞がお届けする

「今夜、Bluepostで」と、株式会社コテンの皆様がお届けする、みんな大好き「Coten Radio」だ。

Bluepostの方で取り上げていたのは、岸田首相の発言で話題にもなっている、育児・子育てについて。

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リスキリングというか大きな声で政府は言うけれど、

それってつまり、「みんなこの期間を使ってリスキリングしてくださいね」っていう号令みたいなものに過ぎない。

 

「そんなこと言われなくても、こっちは焦ってんだよ!」

という人もいるだろうし、

 

「そんな余裕ないに決まってるでしょ!」

っていう人もいるかもしれない。

 

番組中にも話されていたけど、こういう号令によって、

リスキリングに関して全てがその個人の責任になってしまうような、

出産・育児中にリスキリングをしないといけない、みたいな雰囲気や規範を作っている社会が良くないのだ、と改めて思った。

 

個人じゃないのだ、社会なのだ。

出産・育児をするお母さん個人に全てを委ねるのではなくて、

どんなお母さんでも受け入れるような社会を創っていこうよって思う。

 

そして、偶然にもCoten Radioでも少し似たような話があった。

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今日で、「障害の歴史」に関して前8回分の放送が終了した。

正直、話しを聞いていて辛くなるような回もあった。

 

ただその中で印象に残ったのが、

あるタイミングで障害を持っている人が劣っているというその人個人が全て悪い、みたいな考えから、そういう人が活躍できない社会の方が悪いのだ、という考えに変わっていったという話があって、救われた。

 

みんな立場や事情が異なるのだ。

それなのに、何かの規範に当てはめて、それにうまく乗れない個人に責任を押し付けるのは間違っていると思う。

 

視点を個人から社会へ入れ替えてみよう。

 

おやすみ。