HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

3月11日 テンションが上がること

土曜日、

 

今日もいつもの土曜日と同じように、というよりも、むしろ普段の土曜日よりも早く家を出てカフェに向かった。というのも、今日は残務処理を早めに終わらせて、買い物をしに複数の店舗をはしごしなければならなかったからだ。

今の住居には昨年の7月に引っ越してきたのだけれど、その前まで住んでいたエリアとは、雰囲気が全然違う。あんまり細かいことは言えないけれど、以前住んでいたエリアは、23区の中でも東側というか北側というか、千葉や埼玉にも割と近いエリアだった。

一方で今住んでいるところは、東京の南側。東京湾とか羽田空港とか、川崎とかが割と近いエリアだ。

引っ越す前も、土日は基本的にカフェで残務処理をすることが多かった。パソコン作業が快適なカフェチェーンなんて限られるので、今も同じチェーンに通っている。ただ、同じチェーンでも雰囲気が全然異なっていて、最初はちょっと違和感が拭えなかったことを覚えている。

なんでこんな話をしているか、というと、今日買い物で訪れたエリアが以前住んでいたエリアに割と近くて、妙な懐かしさと高揚感を得たからだ。

 

その場所とは浅草橋だ。来週のホワイトデーのお返し用に、包装資材を買いに行った。この街は、ラッピング資材とか、業務用調理器具とか、はたまた手芸用品やら造化やら、割と個人で何か作品を作っていたり、お店を持っている人が、材料を買いに訪れる街だ。

お菓子作りが趣味の僕は、以前はよく通っていた。なんというか、こういう業務用商品やその問屋関係が多く軒を連ねるエリアって好きだ。決してあか抜けているわけではなく、むしろ煩雑な雰囲気で、商売気質の人が多い雰囲気。下町ってこういうことを言うのかなぁと思う。

日曜日は多くのお店が閉まるというのも、決して観光地ではないことを表していると思う。大通りを少し離れると、結構汚い(笑)飲食店も多く、高架下は割と不衛生な雰囲気が漂っている。でも、僕はこういうのが好きなんだよな。

 

ちょっと裏道に入ると、ここら辺でお店を構えている人の住居があったりして、そこのベランダに白いシャツみたいなのが干されている、かつそれがよれよれのものだったりすると、

「人が生きてる~~~」

とテンションが上がってしまう。

 

そうそう、僕は学生時代、合計で1年半ほど、カンボジアとフィリピンに滞在していた。潔癖気質がある僕は、住む場所にはめちゃくちゃ拘りがあるんだけど、この2か国でも、街中の生活感溢れる個店、フィリピンではスラム街にも訪問して、とてもテンションが上がった。

 

東京でいうと、鶯谷とか千束とか、そして歌舞伎町とか二丁目とか、こういうところの水商売のお店に行くのではなく、付近のちょっと入った裏道のアパートとかを見るのが好き。

 

「人が生きてる~」と思う。

 

こういうのって、盛り場の社会学っていうのかな~

と、ここまで書いて、そういえばこんな本があったなと思い出す。僕もまだフライヤーの要約しか読んでないけど、めちゃくちゃ興味深い。

www.flierinc.com

 

こんで図書館で借りよう。

 

おやすみ