HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

3月21日 科学すること

火曜日(祝日)

 

先週末に痛めてしまった腰が全く治らず、朝普段通りの時間に起きると、いつもよりもプラス10分くらい時間がかかってしまう。ランニングも、走り始めてしまえば大丈夫なのだが、走り始めるまでが辛い。まるで、腰の中に硬い丸い石が入っていて、それが跳ねるたびに当たるような、そんな感覚だ。

早く治ってくれないかな、と思いつつ、じっとしていても特に治るものでもないので、今日もタスク処理&勉強のためにカフェに向かう。

 

春分の日だから、オフィス街は割と空いているのかと思っていたら、意外とカフェは混んでいて、しかもみんなパソコンをカタカタ。変なところに祝日が入ると、こういうことになるんだよなぁと思いながら、僕もパソコンをカタカタ。

 

いつもよりも仕事は早めに切り上げて、リサーチ作業に移る。あまり細かい話はできないのだけど、来週プレス向けの発表があり、その登壇者になっているのだ。もちろん、そこで話す内容に関しては、これまでのマーケットリサーチの内容から僕が導いた仮説なので問題ないのだが、世の中的にどうなっているのかは、ちゃんと知っておきたいと思う。

 

色々調べると、他社の参考になる事例が山ほど見つかり、気が付いたら1時間以上マーケットリサーチ作業に時間を費やしていた。

 

今日は、これに加えて世の中の広告&PR動向も把握するために、本屋にも行きたかった。急いで渋谷の青山ブックセンター(僕のお気に入りの書店)に行き、偵察。

一度見始めると面白すぎるクリエイティブばかりで、ここでも1時間以上滞在。今日は夕方から髪の毛を切りに行く予定であった。急いで切り上げて理容室へ向かう。

 

一日中歩き回っていたこともあって、パーマをかけている最中に、ついウトウトしてしまった。ただ、担当の方と話しをしていて「へー!」と思ったことがあり、それで目が覚めた。それは、理容師・美容師の場合は、国家試験の合格結果が分かる前に就職をすること、もし落ちていたら半年間は雑務の研修になってしまうこと(夏に追試があるみたい)だ。

しかも、合格率が9割近くあるのであんまり勉強もトレーニングもせずに試験に臨むらしい。ちょっとぞっとする話だけど、要は実際に現場で修行することが一番大事ということだ。テキストに書いてあることや、専門学校でのマネキンカットだと分からないことが多すぎるらしい。

 

~師と呼ばれるような専門職って、きっとそうなんだろうなぁと思いつつ、一方でそうなると自分が就職した先次第、もしくは師匠次第でその後の理容師・美容師人生が大きく変わるということじゃないか。そんな、ガチャ見たいなので良いのかなぁとちょっと思った。

 

でもこれって、決してこういった専門職業界だけの話じゃないと思う。クリエーティブ系に代表されるPRやブランディングも、ここ最近になってやっと言語化されてきたと思う。形式知として受け継がれていかない限り、再現性がないものになってしまう。

 

競合がやっているブランディングマーケティング施策も、ちゃんと紙面に掲載されるだけの背景や目的、KPIがちゃんと言語化されているからこそで、これも昔は違ったんじゃないかなと思う。

 

言語化、というか科学するというか、物事をちゃんと形式知にすることって大事だなぁと思った。

 

おやすみ