HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

3月23日 評価されること

木曜日、

 

今日は在宅勤務の日、

朝からなんだか生温かい風が吹いていた。普段は、ランニングをしてシャワーを浴びると、あけ放っておいた窓から入ってくる風で鳥肌が立つのだけど、今日はむしろ体の火照りが収まらず、シャワーを浴びたのに汗をかいていた。

 

季節がかわっていくんだなぁと実感。そして朝の買い物に出ようと、ドアを開けるとポツポツと降り始めた雨が目に入った。冬は雨が少ない、そしてこれから春になっていくにつれて雨が増えていく。季節が変わるタイミングは、いつも雨が降る。季節の変わり目を嫌でも実感する。

 

そんな季節の変わり目というのは、会社で働く人にとっては、評価の季節でもある。今の企業に入ってから、初めての人事考課面談があった。評価の仕方や、マネージャーからのフィードバックの仕方など、前職とは全然違っていて、どちらかというとポジティブな意味で、この会社の評価制度(というか、ちゃんとマネージャーと時間をとって、みっちりとフィードバックをする仕組み)を見直すきっかけになった。

 

「〇〇さんって、まるで執念のごとく一つのことを深堀りするよね。それ、これまで一緒に仕事をしてきた人は持っていなかった資質だから、本当に尊敬しています」

 

こういう風に言われて、ちょっと驚く。

僕はもともと食品メーカーのマーケティング&事業開発を担当していた。一つ一つをじっくり考えて、というか考えられなくなるまで考えて、戦略を練るっていうのが当たり前だった。だから、体力と時間が許す限り仕事に従事していたし、それが楽しかった。

 

今の会社は、どちらかというとIT系の会社で、そこのブランディングマーケティングの部署にいる。確かにスピードは大事かもしれないけど、僕はそれ以上に価値のあることを考え抜く丁寧さとか、姿勢とかそういうのが大事だと思っているし、そういうことを考えることが好きだ。だから、仕事を切り上げる、っていうことが出来なくて、ついつい長時間労働になってしまう。

 

マネージャーも、僕が周りよりも長時間働いていることは認識しているだろうから、それで嫌味でああいう発言をしたのかもしれない、と捉えることも出来る。ただ、僕のこのスタイルは変わらないと思う。

 

今の会社は、膨大な顧客データを保持しており、何十という複数のサービスを展開している会社で、見ようと思えば多くのユーザーデータを見ることができる。もちろん、個人の特定はできないけど。このデータを処理する力と、そこから戦略を導く力をつけたら、やっぱりメーカーに戻りたいなぁとちょっと思った。

 

人事考課面談って、ちょっとおもしろくて、ちょっとスリリングだ。

 

おやすみ