HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

3月29日 やってみないと分からないこと

水曜日、

 

今日は、昨日・一昨日とは違ってまだ仕事が残っているわけではないのだけど、この日記を書いている間も、ウトウトしてしまうくらい眠い。ただ、達成感を感じて、単純に体が疲弊しているだけ。だから日記は書こうと思う。

 

朝からバタバタの一日。というのも、午後からメディア向けのイベントがあり、そこでなんとスピーカーとして登壇することになっていたからだ。社会人になって、今年で7年目になるが、メディア各社の前で30分もプレゼンをする経験は、今日が初めてだった。

 

それにも関わらず、この準備を本格的に始めた(具体的には、広報部から細かい説明を受けたのが一昨日。遅すぎる。準備不足をどうにか埋めるため、月曜・火曜は、かなり残業をして迎えた今日。午前中の通しリハをやって、驚愕した。

自分がこんなに口が回らない人間だとは思わなかった。

 

思い返せば今から約10年前。僕は、英語が盛んな大学の英語専攻に入学した。基本的に、プレゼンやスピーチが毎週あり、言語問わず人前で何か話すことに慣れていった。社会人になっても、営業の間は得意先に対してプレゼンをすることも結構あり、結構慣れっこだった。

 

そこにコロナがやってきたのだ。実際にリアルの場で多くの人を前にプレゼンをする、という機会が失われた。実は、今日のイベントも会社として実施するのは3年ぶりとのこと。そりゃあ、事前準備から当日の進行までバタバタになるはずだ。スピーカーの私は、というと昨夜まで徹底的に準備を行っていたので、もっとペラペラ話せると思っていた。

通しリハ、全然口が回らない。メモとして作っていたスクリプトが、書き言葉になっていて話してみると違和感だらけ。これはまずい。

通しリハが終わって、残り1時間。僕以外のメンバーはランチに行ったけど、そんな余裕は僕にはない。徹底期に、話す内容を書き言葉から、話し言葉に脳内で返っていった。

 

そして、本番。なんと、思ったよりも強弱をつけて、かつジェスチャーも効果的に使って話すことができた。終わってからプレスの方に言われて一番うれしかったことは、

「本当に2022年中途入社ですか?なんか、20年くらい居るような感じしましたけど」という一言だ。

 

もし、この通しのリハがなかったら、確実に本番は壊滅的になっていただろう。例え、直前の通しリハであっても、それを受けてからいくらでも修正はできる。

 

頭の中でいくら考えていても、実際にやってみないと分からない。

今日はそれを実感した。

 

おやすみ