HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

4月25日 環境を作ること

火曜日、

 

いつも通り、火曜日は中だるみを感じてしまう曜日。ただ、今日は夜に楽しみが待っていたから、そんなことはなかった。

その楽しみというのは、朝日新聞国際報道部のTwitterスペースの放送である。#語学の扉というタイトルで、国際報道部に所属する記者の方々が、ご自身の語学にまつわるエピソードやご意見をシェアする場である。この中の一人の方は、元々朝日新聞ポッドキャストを担当されていた方で、前々から知っていた。実際にイベントで直接会話することもできて、仕事頑張ってるんだなぁと実感していた。

 

この#語学の扉を聞こうと興味を持ったのは、僕も語学が好きだからだ。ただ、どちらかというと中学生までは一番苦手な科目が、体育の次に英語であった。それくらい、語学に対して苦手意識があった。一番の転換点は、自治体が中学生を対象に実施していた、短期海外派遣制度で落選したことだ。これ、最終選考は抽選という、なんとも悲しい、信じがたい方法で派遣される生徒が決まる仕組みになっていた。

ただ、ふたを開けてみてびっくり。この抽選自体に不正がないことは明らか(みんなが居る前でくじを引くため)なのだが、当選した生徒たちは、ことごとく各学校の生徒会長であったり、学年一番、二番の成績をおさめている人であったりした。

 

「運も実力のうち」

 

これを思い知らされて、ものすごく悔しくて、そのあと一人で泣き続けたのを覚えている。そこから語学に対する意識が180度変わった。

その後は英語が一番得意科目になり、大学も英語学専攻に進学して、決して自慢ではないが、TOEICは980点というところまでたどり着いていた。お金がなかったので、まず海外インターンでお金を稼ぎ、そのあと交換留学制度を使って留学もした。

 

ちょっと自分でもびっくりするのは、社会人7年目になった今でも、英語を勉強しない日は一日もない(元旦くらい)ということだ。なぜ、ここまで続けられるのだろうと改めて考える。

ひとつには、すでに英語を使うことが楽しい領域になっているということ。

もう一つには、自分がいる環境が影響しているということ。僕は、以前勤めていた会社では海外ビジネスを扱う部署におり、英語だけでなく中国語にも触れる環境(むしろ、英語とか中国語が分からないと、自分のやりたいことができない)だった。必然的に、英語はもちろん、中国語については語学学校に通った。そして今務める会社は、会社のofficial languageが英語である。メールやアナウンスなど、基本的にまず最初に英語が来て、そのあとに補足として日本語が書いてある。

半分くらいが外国籍で、日本人の人でも基本的に英語に苦がない人が多い。こういう環境にいると、いやでも英語勉強しなきゃという気持ちになる。

 

学生時代、インターンの時、留学していた時、以前の職場、そして現職、全てにおいて上には上がいて、英語力の維持&向上が求められていた。

 

環境がひとを作る。これは英語だけに限ったことではないけど、改めて実感をした。

お金がなくても、調べればたくさんサポートしてくれる機関はあるし、知恵を絞れば英語に触れることはできる。

 

環境は作ってもらうものではなく、自分で作るもの、見つけていくもの。