HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

5月18日 私の転職事情

木曜日、

 

毎週木曜日は在宅勤務の日。もちろん、例に漏れず、今日もしっかりとハードワークをさせて頂きました。今住んでいるマンションの近くで、新しいマンションを建設中ということもあり、窓を開ければ雑音がすごいのだけれど、ノイズキャンセリングイヤホンさえつけてしまえば、全く問題なし。日中は、結構部屋の中の温度も上がっていたけれど、まあ集中して仕事することができた。

僕は五感の中で、最も聴覚が敏感で、寝る時も耳栓を付けないと音で起きてしまう。だから、オフィスの雑音の中にずっといると、どうしても集中が出来ないのだ。ただ、今の会社は、オフィスが巨大でフリースペースやカフェテリア、集中スペースなども開放されていて、必要であればそっちに移ることが出来て便利だ。加えて、結構成果主義のところがあって、仕事して成果を出していれば、あんまり過程は見られない。厳しいんだか、優しいんだか、ちょっと微妙だと思う。

 

こんな風に自社のことを振り返ったのも、最近転職についてのコンテンツ発信が多い気がするからだ。恐らく、5月というのは転職を一番考えるタイミングなのだと思う。新しい環境にも少しずつ慣れ始めて、かつGWという自分の時間を取れるタイミングもあって、

「このままでいいんだろうか」

と考えるタイミングなのでは?と思う。

 

僕の場合は、前職の上司に伝えたのは確か5月だったけれど、転職活動を始めたのは、その1年半前からだった。そう、かなり長い期間、転職活動をして、いくつかの内定先を掛け持ちしていた。今の会社を最終的に選んだのは、納得感だった。

 

前職は、新卒として入る分には申し分ないくらい、手厚くもてなしてくれる会社だった。というのも、昔から代々続く食品メーカーであり、これまではだいたい多くの人が終身雇用だったからだ。新入社員に即戦力は求められず、5年目くらいになると責任ある仕事が降ってくるような感じだった。

 

僕は正直、20代・30代のうちは仕事最優先にしたいと思っていたので(今も思っている)、それだとやりがいを感じられなかった。加えて、海外事業に興味があって、念願かなって3年目にその部署に行けたのだけど、会社自体が海外が弱い(というか、あんまり重視していない)こともあって、割かれている予算や資源がかなり小さく、できることが限られていた。

加えて、「自分たちが生んでいる利益は、国内事業に比べたら小さいものだから、積極的に残業を減らして会社にキャッシュを残しましょう」と部長に言われたこともある。

 

ああ、これはダメだな、と思った瞬間だった。

もちろん、その会社でも忙しい部署はあるし、中心的な部署はあるのだけど、それは本社がある地方の現場の話だ。加えて、コロナが猛威を振るい始め、海外出張もピタッと止まってしまった時に、このまま成長ができないのは厳しい、と判断して転職を決意したのだった。

 

今の仕事も、マーケティングという職種は同じだし、業界は違うが、僕が前職で主務だた業務と、今の業界はかなり親密(というかむしろ同じ)なので、結果良かったと思う。そして、当時幾つかの企業とプロジェクトを組んでいたのだけど、その中の1社が、今務めている会社なのだ。つまり、内部の人にたくさん話を伺う機会があり、想像がついたということも大きい。

 

結果、良かったかなと思っている。最近、転職に関するコンテンツ発信を聞く限りでは、大体が、どちらかというと後悔しているという内容が多い。踏みとどまれという内容が多い。私は、その考え自体は否定しない。ただ、踏みとどまる、をもう少し解像度を上げて言語化すると、決断する前に自分の頭で何度も考えた方が良い、ということだ。そして考えても分からなければ、話してみる・行ってみる、をした方が良いということ。それで、納得するまでに私は1年半かかったけど、だから後悔はしていない。

 

自分の頭で考えよう

 

おやすみ