HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

5月22日 習慣化の功罪

月曜日、

 

朝、起きるとなんかやけに蒸し暑い。バルコニーに昨夜干した洗濯物が、全く乾いていない。気温が高いのに乾かない、つまり蒸しているということだ。朝からこんだけ暑いと、日中はどんだけになるんだろう、、そんなことを考えながら、今日もランニングの準備を始めた。

 

ランニング自体も、いつもよりもきつかった。

暑い。汗が止まらない。今の時期からこんだけ暑かったら、8月のランニングは地獄だなぁと思いながら、シャワーを浴びて、それでも止まらない汗と格闘しながら会社に行く準備をする。

 

会社は会社で、今度は冷房が効きすぎている。これは風邪ひくよなぁと思っていると、チームメンバーが一人、体調不良でダウンしたとの連絡が入った。そりゃあ体調崩すわ、と思って仕事をしていると、別のチームメンバーがお土産を持ってきた。

 

「この土日、仙台に行ってきたの。はい、これ、ずんだ饅頭」

 

どうやら、2歳になった娘さんと、父母(つまりおじいちゃん・おばあちゃん)と仙台に行ってきたとのこと。目的地の言及は避けるけど、それはそれはとても楽しかったようで、そのメンバーは今日は終始ニコニコしていた。東京から仙台まで1時間半でついちゃってびっくりした、とのことだったので、

あ、じゃあ日帰り?と聞くと、そんなわけないでしょ自然と返答される。1時間半、僕なら確実に日帰りだわ、と思いながら、休日を休日としてしっかり休むことが僕は本当に苦手だなぁと思う。

 

「よし、今日は徹底的に休むぞ」

 

そう思って1日本当に何もしないでゆっくりしてしまうと、その翌日からルーティーンを再開することがとても苦痛になってしまう。一度吹かしていたエンジンを、もう一度最初から吹かすのは、かなりのエネルギーを要する。僕はそれが苦手なのだ。

だから、些細な事でも、いつもと違う動きを求められたり、突発的な予定が入ってしまったりすると、途端にパフォーマンスが下がる。それを防いでくれるのが、習慣化である。

体が疲れていたり、病気だったり、お酒に酔っていたりしない限りは、日々のルーティーンはこなしたい、というか自然とこなしている。

そういえば、この前の土曜日の同窓会で、毎朝掃除とジョギングをしていると旧友に話したら、びっくりしていた。僕にとっては、決して大したことではなく、本当に日々の些細な行動なんだけどなぁと感じた瞬間だった。

逆を言えば、これも一日サボってしまうと、もうその翌日以降もやんなくていいやぁとなってしまいそうな性格でもある。だから、毎日続けたいのかもしれない。

 

旅行で数日間家を空けるときなどは、帰ってきた後にすぐに日常に戻れるように、旅行後のことを旅行前に考える。

何か面倒臭いことがある場合は、それをやらなかったときにどうなるか、というのをやる前に考える。

そうすることで、日々淡々とルーティーンをこなすことができるし、それが積み重なって習慣となる。ただ、お気づきの通り、こういう生活の中に、休日は存在しない。もう少し丁寧に言うと、休日は存在するが、「休む日」ではない。

私は休むことが苦手だ。

 

習慣化するのが得意なことと、休むのが苦手なことは表裏一体の関係なのかもしれない。

おやすみ