HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

6月6日 ゆるい職場は余裕がない職場

火曜日

 

やっぱり火曜日は、いつも体がだるい。それは精神的に、というより文字通り物理的に体が思うように動かない。土日に体を動かしており、月曜日は椅子に座ったままの状態が続くと、火曜日はその反動で筋肉が硬直するようだ。

 

なんだ、この腰の痛さは、という感じで朝目覚めた。加えて、一晩中うつぶせで寝ていたようで、顔面に痕がついている。さあさあ、とにかくランニングだ。勢いに任せて、痛みも顔の痕も、汗と一緒に拭い去ってしまいたかった。

 

スッキリした気持ちで業務開始。火曜日はいつも中弛みするのだけれど、今日は違った。出勤中に妙に頭が冴えて、いま考えているクリスマスのプランニングに関して、僕の考えを裏付けるような調査結果の抽出切り口に気が付き、それに真っ先に取り組んだからである。

 

前から書いているこの、クリスマスに向けたプランニングについて。マーケティング担当の私が、そのコンセプトや課題感を定量的に、定性的にプランニングする立場であるのに対し、それを実現させるために具体的に売り場に落としたり、広告プランを検討する部署がまた別に存在する。僕らマーケ部は、この部署と二人三脚で企画を進めるのだ。

ただ、この二人三脚の相手先が、いまピンチに追い込まれている。今年に入って、1月に1人異動、5月に1人異動&1人転職、6月に1人異動と、なんとどんどんメンバーが減ってしまっている。その結果、リーダーたちが本当に大変そうに毎日奔走している。だからだろう、今日もMTGがあったのだが、まるで前年踏襲というか、特に大きな工夫点を考えていないようで、ちょっと焦った。色々と裏で話を聞いてみると、本当に余裕がないようだった。

 

前年踏襲、新たな取り組みをしない、というのはポジティブに考えれば業務負荷もかからず、ただこなすだけのようなルーティーン作業になる。頭もあまり使う必要もないし、時間的な拘束時間も減るだろう。ただ、やり甲斐や成長という観点ではどうだろう。全く意味がないと思う。この部署、多くの人がいなくなってしまうと同時に、入社2年目、3年目の若手が全然違う部署から入ってきている。世代交代ということなのだろう。ただ、彼らに対して企画を考えさせたり、新しいことをやらせたりしない、というのは、一見楽かもしれないけど、やりがい搾取に繋がる。

 

一言で言うと、ゆるい職場と言えるのかもしれないけど、それは決して仲が良くて和気藹々として、上下関係がないみたいな話ではなく、厳しく指導をしたり、難しいことにチャレンジさせてあげるだけの余裕がないことの裏返しだと思う。

だから、こういう本が出版されるんだと思う。

www.flierinc.com

 

今回クリスマス担当になった新人さん、やめないでほしいな。