HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

10月12日 若さとは

土曜日、

 

 

週末にまとめて聞いているポッドキャスト番組の一つに、「荻上チキ Session」がある。評論家であり編集者でもある荻上チキさんと、フリーアナウンサーの南部広美さんの二人がメインパーソナリティを務めるTBSラジオ番組だ。

毎週平日に配信しており、様々なゲストが登場する。毎月1回行われる哲学対話のコーナーが今週はあったようで、僕もフォローさせてもらってる若き哲学者の永井玲衣さんが登場していた。

今回のテーマは「若さとは何か」である。

このテーマを提案したリスナーの方は、自分は38歳にも関わらず、反戦などをモチーフとした資料館や展示会に行くと、「若いのに偉いわね」と言われることがあるようで、それをきっかけに、若いって何なのかを考えたという。

 

若いって何だろう、若さって何だろう。僕もちょっと考えてみた。

 

すぐ頭に思い浮かんだのは僕の祖母のことである。今年98歳なのだが、ビックリするくらい毎年若返っている気がする。

 

90歳になってからだったかな、母からのおススメでカーブスに通いだした。5年以上通っていたある時、もっと筋トレが出来るジムに変えたいと言い始めたのだ。

デイサービスもそうである。他の利用者の方々とレクリエーションをするようなデイサービスよりも、黙々と運動や筋トレができるようなデイサービスに変えたいと、言い始めた。

聞くところによると、他の利用者と話して時間を過ごすよりも、パパっとやることだけやって一人の時間を謳歌したいらしい。

考えた見たら、祖母は、祖父が亡くなってから最初の数年間はかなり病んでしまったものの、その後は見違えるように復活し、そして毎年若返っているのだ。

孫の僕が見るに、祖父に対して祖母はいつも献身的で、祖父の一歩後ろに下がって支えているような、そんな人であった。

でも本当は、自分の好きなように過ごしたいし、何を隠そう、一人の時間が欲しかったようだ。

母から聞いたのだが、実は祖父も生前、どうにか祖母から離れて、娘である母からも離れて一人になれる時間を確保していたらしい。会社を経営していたから、基本的に事務所で一人で過ごせるように、早朝に事務所に行き、一番最後に帰るという感じだったらしい。

そして、母も、全てを支配するような離婚した夫から解き放たれた途端、まるで別人のように明るくなった。今の夫も会社を経営して基本的に365日事務所に行っているから、自分の時間が取れて有意義だという。

 

僕も一人が大好きだ。遺伝ってすごい。

 

話を戻そう。若いって、本当に自分が望むように生きていることと関係が深そうである。

ただ、自分の好きに生きることだけが、イコールで若さを保っていることには結びつかないと思う。

「若い」という形容詞だけではないけれど、必ず比較対象が必要だ。そしてその比較対象の自分が苦労していた自分であると、

「あの人って、いつまでも若いよねぇ」

という言葉が、嫌みを含まずポジティブなものになると思う。

若さには否定の意味を持つネガティブな若いと、過去を乗り越えて今は生き生きとしている、という凛とした感じの若いがあると思う。

後者で自分の若さを形容できるように、日々精進である。