HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、ちょっとだけ得意な文章とイラストで自由に記録していきます。

11月29日 前だけ見てる

金曜日、

 

 

僕が今ぶち当たっている問題。それは、有給取得義務。最低でも年間に5日間、有給を取らなければならない。今年も残り1か月となった今、僕はあと4日余っていた。

そのうちの1日を今日取った。だが、この忙しい年末。自分のチーム内でのコミュニケーションだけでなく、立場的に他部署・外部の企業とのやり取りもかなり多い状況の中で、有給なんか取れるわけがない。だから、有給という名のリモート勤務という感じになっている。

それでも辛いと思ったことはなくて、むしろ集中できるから仕事は捗るのだ。チームメンバーは僕が有給を取っていることを把握しているから、会議の予定は入れられていない。ただ、僕が仕事をしていることは知っているから、チャットでどんどん相談はくるけれど。

今もそうだし、前職でも、それから大学生の時も、高校生の時もそうだったのだけど、その時、その瞬間にコミットしがちだ。それは、もちろん良いことだと思う。今やっていること、取り組んでいることに100%以上のパワーで取り組んでしまう。ついつい、そういうやり方になってしまうのだ。大変だなぁと思いながらも、楽しさを見出すことが得意な方だと思う。そして、自分よりも頑張っている人、成果を出している人を見ると、その人に追いつきたいと勝手に体が動く。

高校生の時は楽器、大学生の時は語学と開発知識、前職ではメニュー開発や事業企画、そして現職ではデータ分析やクリエイティブ企画、こういう分野において必ず自分よりも優れている人が近くに居る。その人に追いつきたくて、というより勝手に追いつこうと思ってしまって、頑張ろうと思わずに頑張れてしまう。そんな感じ。

ただ一方で、悪いこともある。それは、前しか見ていないということ。

今自分がいる場所に来るまでには、それまでの経験がある。そして、それまで関わってきた人たちがいる。そういう人たちのお陰で今がある。それは重々理解しているのだけれど、一度次のステージに進んでしまうと、前に関わりがあった人達との接点を維持することが、極端に無駄なことに思えてしまう。

実は今日、何人かの同僚が最終出社日だった。有給が1か月分くらいあると、12月を最終勤務月として、ボーナスをもらって辞める人が多いのだ。

とある仲良くしているメンバーも辞める中の一人で、その人からメッセージをもらった。

「今日有給だったの!?落ち着いたら飲みに行こうね。1月は暇だから!」、と。

全然行きたいと思う。でも、一日、また一日と時間が経っていくと、きっとこの感覚は薄れていくんだろうな。

事実、僕は前職、大学、高校の当時の仲間たちの中で、まだ繋がりがあるのは本当に極わずかだ。

これは自分の悪い癖だと思いつつ、僕はどうしても今、そして前しか見れない性格なんだと思う。

 

少なくとも今日わざわざメッセージをくれた同僚とは1月に飲みに行こうと思っている。