HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

11月30日 負け方

土曜日、

 

 

Voicyを聞いていて、高校時代を思い出した話を書きたい。

毎日聞いている荒木博行さんの今日の放送は、高校ラグビーにまつわる話。彼の友人であり、それぞれラグビーの強豪校でラグビーのコーチをしている二人がゲストとして出演していた。ちょうどもうすぐラグビーの全国大会、通称「花園」の季節がやってくる。実は、二人がコーチを務める強豪校は揃って今年地区予選で敗退してしまったとのことであった。

そこから、負け方のマネジメントについての話が出てきたのだ。

全国大会を目指すような高校のラグビー部であれば、朝から晩まで、授業以外は全て練習だろう。ラグビーにかける思いもただならぬものがあると思う。そんな全てをラグビーに捧げてきた高校生達が目指すのが全国大会への切符である。

狭き門ではあるけれど、みんなここを目指してとにかく頑張っている。そして、もしこの予選で負けてしまえば、それは3年生にとっての引退を意味する。悔しい、なんて簡単に表現できるような感情ではないだろう。県予選で敗退してしまった強豪校の生徒たちが泣いている様子を見ると、こちらまでつられて涙してしまう。

ただ、今日ゲストで出ていた2人が揃って言っていたのは、引退後、1か月ぶりくらいに3年生に会うと、みんなこれまで見たことがないような肌艶の良さで、とても元気に学校生活を送っている、とのこと。特に、部長や副部長は、びっくりするくらい良い意味で普通の高校三年生に戻っているとのことであった。

高校卒業後もラグビーを続ける人もいれば、高校まででラグビー生活を終えてしまう生徒もいるというが、ただ皆に共通しているのは、高校の部活を引退した後、残りの高校生活も、その後の大学、社会人生活も、みんな生き生きとしているということらしい。

例え全国大会に行けずに負けてしまったとしても、そこまでにやり切ったことの証であると、僕は話を聞いていて思った。

 

僕が通っていた高校も、文武両道とか言っておきながら、圧倒的に部活優先の学校であった。支部大会と呼ばれる関東大会は、文化部含め多くの部活が進出しており、テニスとか陸上とかの一般的な部活に始まり、柔道剣道空手といった武道、生物書道美術といった文科系も全国常連であった。だからだいたい3年生の秋くらいまで、みんな部活をやっていた気がする。僕も関東大会が終わる3年生の9月までは部活を続けていた。

それから一気に受験に切り替えるのだけど、ここからの追い上げがすごいのだ。しかも悲壮感とかはなく、どちらかと言うと、やっと勉強の時間が取れるっていう感じで、それこそ普通の学生に戻った感じだった。

たしかに、部活に入っていなかった生徒と比べて、部活組は残りの高校生活もその後の大学生活も、なんだか生き生きと過ごしていたメンバーが多かったと思う。

高校最後の部活で負けてしまったとしても、その後の自分の人生、それから残される後輩たちのことを考えたら、ネガティブになってはいられない。というより、僕は経験上ネガティブな気持ちというよりも、清々しさしかなかった覚えがある。

 

負け方、負け方のマネジメントと書いたけれど、どちらかというと、そこまで必死に取り組んでいることそのものが、負けた時に自分を上手くマネジメントすることに繋がっているのかもしれない。

そんな風に考えた。

久々に高校生を応援したくなった。