金曜日、

昨日は所属部署の忘年会。総勢70名強が一同に集まるイベント。渋谷のクラブみたいなところを貸し切って、わちゃわちゃ。この人数だと、会話を楽しむというよりも、その場の雰囲気に飲まれにいくようなものだ。
若手のメンバーが幹事となって、場所の予約から出し物の準備まで忙しい合間を縫ってやってくれているということを考えると、役職者としては行かないという選択肢はない。仕事は全然終わってないけれど、18時半には切り上げて参加した。
一次会がいわゆる忘年会の本番だ。出し物も、メッセージも、プレゼント企画も全部この一次会で展開される。そして、そのまま流れるように二次会に行くのだ。
僕はもともと一次会で切り上げようと思っていた。ただ、想定通り周りに誘われて、二次会の会場の入り口まで歩いてきた。
そこには、外の喫煙コーナーで屯っているメンズメンバー達。僕はタバコは吸わないけれど、親しくしているメンバーがほとんど喫煙者だから、その輪の中に混じった。
口にタバコを加えさせられるほど、悪酔いしているメンバーもいる。
ま、この流れに飲まれるか、とそう思っていた矢先、一人が僕を呼んだ。
「ちょっとこっからエスケープして、例のバー行きません?」
決まりだ。
この彼とは、二人で週末にご飯に行くレベルで仲良くしている。ただ、割とこういう大人数の飲み会も好きなはずだし、どちらかと言えばムードメーカーである。そんな彼がスッとその場から抜けて僕をバーに誘ったことが意外だった。
別に家に帰りたいわけじゃなく、大人数に飽きていただけだったからちょうど良かった。
渋谷から世田谷の方にちょっと移動して、彼行きつけのバーに入る。
「えー!久しぶり!」
オーナー夫婦に加え、前回来た時にちょうど来ていた人と偶然また同じになり、挨拶を交わす。先客は二人だけ。僕らも二人。ちょうどいい。
忘年会では、美味しいお酒もご飯も特に食べれなかったから、ここで美味しいワインと食事を堪能する。そして気が付けば0時40分。終電の時間だ。
ここに来ると、居心地が良くて毎回終電の時間まで居座ってしまう。どんなに疲れていても、また来ようと思わせてくれるところだ。
僕が温かいご飯を食べるのは、ここに来るときだけだ。
忘年会みたいな場に参加することは、チームの一員としては大事なことだと思う。でも、それで荒んだ気持ちをいやしてくれる、そんな帰れる場所も必要だ。
年内、もう一回くらい行っておこうかしら