金曜日、土曜日、

1年の中で何回か、終電を逃すことがある。
そのほとんどは仕事が理由だ。TVCMの撮影の日は、ほとんど100%終電を逃す。つまり、終電がある時間までに撮影が終わらないのだ。
ただ年に1回あるかないかくらいの頻度で、仕事以外が理由で終電を逃すことがある。飲み会だ。そして、それが昨日だった。タクシーを捕まえたのが、2時半だったことと、シャワーを浴びて最後にスマホを見たのがもうほとんど4時くらいだったことは覚えている。それ以外覚えていない。
そもそもスタートが遅かったのだけれど、仕方がない。昨日は、同僚の中間管理職のメンバーの中で、今月から管理職に昇格したメンバーがおり、その昇進祝いだった。彼女はまだ20代。玉突き人事などではなく、実力で勝ち取った昇格だ。グイグイと周りをリードするような人物でもないし、口数が多い方でもないのだけれど、視点がユニークかつ的を得ていて、出てくる発言が全てクリティカルで簡潔なのだ。周りは彼女を天才と言うけれど、僕もそう思う。仙人を見ているような感じがする。
そんな彼女だけど、僕らの中では一番の年下。もうお祝いしてあげたくて仕方がないのである。
ということで、まずはワインバーで乾杯。さて、ワインを何本開栓したかは覚えていない。その後はダーツバー。本当はここで解散の予定だったけど、もう今から駅に向かっても終電がないということで、だったらカラオケ行っちゃいますか、とそこからカラオケである。
参加者のうち1人は吐き始めるし、一人は完全に別人格になって暴れている。そんな中で僕も正直あまり記憶がないが、熱唱し続けていたようで、今日は一日中声が出ないのである。
ほぼオール。オールなんて大学生の時以来だった。社会人10年目だけど、前職含めてこれまで社会人になってからはどんなに遅くても飲み会は終電で帰っていた。
それが3時過ぎの帰宅、4時就寝。
何がここまでさせたのだろう。
書くと長くなってしまうからほどほどにするけれど、僕にとってもこのタイミングは自分に対しても「おつかれさま」を言いたいタイミングだったのだ。
以前から書いている通り、チームの古株メンバーが一斉に産休に入ってから約1年半。戻ってくるから人員補充はなく、それでも目標は前年比+10%で、本当に耐えてきた。繁忙期は土日関係なく会社に行っていたし、有給は5日分取得して、うち2日は病気、3日は会社で仕事していた。
そんな状態も今月で終わるのだ。産休メンバーが今月末に復職するのと、中途のメンバーが新たにジョインしたのである。
ここまで本当に長かった。マネージャー不在の中、中間管理職の僕が兼務という形でやっていたけど、やりたくても人が足らなくてやり切れないことが多く、それもストレスだった。
そんな状況もきっと今月で終わる。そう思うと、あーおつかれ自分、と思ったのだ。そしてとことんふざけてしまった。
今朝は声も出ないし、頭もガンガン痛かったけれど、なんか走りたい気持ちになって、走ったら意外と体調が戻った。我ながら、ちょっときもい。
さて、もしかしたらここが一つの節目かな。まだどうなるか分からないけど、いま受けている企業から内定が出たら、退職について真剣に考えようと思っている。共に戦ってきた戦士たちと別れるのは辛いけど、ちょうど良いタイミングなのかもしれない。