木曜日、

前にも書いたかもしれないが、僕は香りに敏感だ。本当に一時の話だけど、調香師になりたいと思ったこともあるし、就活の時は、高砂香料や長谷川香料といった香料会社の会社説明も受けたほどだった。
この前の土日、お試し価格で販売されていた、某有名生活雑貨チェーンの、水を使わないアロマディフューザーを購入した。
早速毎日使っているけれど、これが素晴らしい。筋トレの最中に、このディフューザーの明かりだけで黙々とこなしているのだが、良い芳香が流れてきて、集中して筋トレに励めるのだ。
筋トレの質が上がっているかどうかは分からないが、間違いなく買ってよかったアイテムである。
一方で、だ。
香りに敏感というのは、人の匂いにも敏感ということである。
辛いのが満員電車だ。
ああ、お風呂入ってないんだろうなぁと思わせる、肌の乾燥とふけが混ざったような匂い。
うなじのあたりから漂ってくる、鼻がへし折られるような強烈な人間の匂い。
香水をつけているけれど、カバーできていない、その下にべっとり蔓延っている中年女性の体臭。
こういう香りが本当に辛くて、暑くても車内ではマスクをつけていることが多い。
そして、他人の家でシャワーを借りたりしたときに使うバスタオルの香り。これも思い切り好みが分かれる。
別にいい匂いではないけれど、なんだか癖になってしまうような匂いもある。
その逆もしかりだ。良い柔軟剤なんだろうけど、生理的に無理な匂い。
難しいのは、みんな無意識であるということ(風呂キャンセル界隈は例外だが)。
僕は誰かと一緒に暮らすということはないだろうけど、もし暮らすことがあったなら、きっと好きな香りが同じ人、になるんだろうな