HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

6月7日 アイデンティティ・クライシス

金曜日、

 

 

ここ数カ月の間に、僕のチームは沢山の人事異動があった。

中途で新しく入ってきた新メンバー

育休から戻ってきた復帰メンバー

チーム内でプロモーション

部内のジョーブローテーションで他のチームに異動になったメンバー

あまりにも人が動きすぎて、一つ一つにちゃんとピリオドを打てていなかった。

人の異動がやっと少し落ち着いてきたところを見計らって、歓迎会・昇進祝い会・お別れ会、全部を兼ねての飲み会を昨夜開いた。

僕は異動も役職も特にない立場だったから、主役でもなんでもない一番気楽な立場での参加だった。

金曜日の夜、いわゆる華金、人の出入りが激しくて毎日バタバタの日々。ここに来てやっと飲み会が開かれる。

みんな口々から出てくるのは日ごろのストレスだ。ある意味そのストレスを吐くために、こういう飲み会は開かれるのだから、それはそれでいいと思う。

 

ただ、結構周りは色々抱えてるんだなぁというのを、こういう飲み会に出ると痛感する。というのも、僕はそこまでストレスを抱えていないのかも?とちょっと思ってしまったからだ。

 

厳密に言うと、人間関係に関するストレス、と言えばいいのかな。

○○って本当にむかつくよね、意味わからないよね、旦那が、、、みたいな愚痴が周りからは果てしなく出てくる。

確かに、気持ちはよくわかる。僕の目からみても、あれはちょっとなぁーというのは感じている。でも、だからと言ってムカつくという気持ちが起きないのである。

ひしひし感じていたけれど、恐らく僕は他人に興味がないのだと思う。

ムカつく、憎たらしい、という感情も生まれてこなければ、好き、愛おしいという感情も生まれてこない。

 

へぇ、そうなんだー、以上

 

という感じなのだ。

 

以前、「こんなに育ちが良くてしっかりしていて、それで口が悪くなかったら、あなた本当につまらない人だよ」と言われたことがある。

それ以降、飲み会に出る時は、口が悪い自分を演じることが増えた。

そうすると、

「おおお、やっと素が出てきたね。ほら、まだお酒あるよ~」と飲まされる。別にお酒は弱くないし、嫌いではないからそれは全然いい。

ただ、心の片隅では、そんな自分をいつも観察している、本当の素の自分がいる。

「全くそんな風に思ってないんだけど、まあそうやって言っておくか、この場では」

そんな感じである。

 

もっと人に興味を持てたら、ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、どちらにせよもっと強い気持ちを抱くのだろうか。別に、人とコミュニケーションを取ることが嫌いではないし、ミーティングとかもどちらかと言えば好きなタイプだ。

自分と仲良くしていた同僚が辞めてしまうのは、とても悲しい。でも、これもその人のために悲しんでいるというより、自分のために泣いているだけなのかもしれない。

 

素の自分を演じているのを客観的に見ている本当の素の自分。でも、この本当の素の自分というのも、本当の素ではないのかもしれない。

アイデンティティクライシスである。