HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

10月26日 父

日曜日、

 

 

やってしまった。父の誕生日を忘れてしまった。

1人暮らしを始めてから、両親の誕生日には必ずLINEを送っていた。海外滞在の時も、今よりももっと忙しく働いていた時も、毎年欠かさず送っていたのに。今年はすっかり忘れてしまった。

理由は結構明らかで、最近はいまの仕事だけじゃなく、次のキャリアのことも考えて動き出していて、頭の中がパンパンなのである。考え続けてモヤモヤすると、走って筋トレして長風呂して、そして寝るというルーティーンが出来ており、とにかく自分のことで精いっぱいだったのだ。

母からのLINE、

「父さんの誕生日ケーキのあまりを近所の子にあげたら、いっぱい果物が返ってきちゃって」と文言でハッとした。

母と父の誕生日は1ヵ月違いだから、ちょうど1か月前は母の誕生日のLINEを送っていた。その時に既に脳内はパンパンだったが、母の誕生日は忘れなかった。この差はなんだろう。

そういえば、母の日・父の日問題も同じことがいえるかもしれない。母の日は何かしらプレゼントを贈るけど、父の日は忘れてしまう、みたいな人が結構多いのではないだろうか。

母の日ほど世の中が騒いでいなかったり、母の日みたいな定番のプレゼントが決まっていなかったり、そういうのもあいまって、気が付いたら過ぎていた、みたいなことが結構ある気がする。

「母なる大地」みたいな表現がある通り、母の圧倒的存在感や偉大さによって父の影が隠れてしまっているのかなと思う。一昔前は、男尊女卑とか亭主関白とか、家庭でも会社でも男性の方が絶対的優位だったのに、母と父となるとひとたびそれが逆転するのは面白い。だれも母には適わないということなのか。

と、思っていたのだが、ちょうど最近このことについて話をしたのを思い出した。新しくチームに加わったメンバーから聞いた話である。

彼女も毎回母の日も父の日もちゃんとプレゼントを贈っているという。毎年母の日のプレゼントを贈った時に、カレンダーに父の日のプレゼントを買う日のリマインドをセットしているらしい。

父の日をそうやって忘れないようにしている人、僕の人生で初めて会ったかもしれない。話を聞くと、やっぱり母だけあげて、父だけあげないというのはかわいそうだから、とのこと。そして、どうやらとても仲が良い家族のようだ。

もしかすると、父がどういう存在なのかというのは、家族の仲の良さに影響されるのかもしれない。

今の会社に転職してから、怒涛のように日々が過ぎ、気づいたらもうすぐ丸4年。確かに少しずつ家族との関係が希薄になっていたのかもしれない。

どっかのタイミングで会いに帰ろうかな。