HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

3月21日 個性と欠点

土曜日、

 

 

本当に難しいと思った話。

今日もポッドキャストを聞いていて、本当にそうだよなぁと思ったことを書きたい思う。先週も紹介した「ジェーン・スーと堀井美香のOVER  THE SUN」である。昨日更新された最新のエピソードでの一コマだ。

個性と欠点の背中合わせの話である。

例えとして紹介していたのが美香さんの話。アナウンサー・ナレーターとして着実なキャリアを積んできた美香さん、以前、とある芸能事務所から若手の俳優向けに発声練習を指導してほしいという依頼があったという。その受講生の中で、ボソボソと話す生徒がおり、正直何をしゃべっているか分からない状況だった。そこで、まずは聞こえないと意味がないから、ということで、はっきりと喋ることができるように数週間に渡って指導をしたという。

その結果、商売として成り立つための発声を身に着けてもらうことはできたけれど、同時にその人が持っていた個性が失われてしまったのだという。基礎があって個性、そう思っていたから徹底指導したのだけれど、最終的には自分がその人の個性を奪ってしまったのではないかと思い悩んでしまったとのことであった。

もっと単純な話をすると、容姿についても同じことが言える。日本や世界のトップレベルの俳優は一旦置いておくとして、完璧な体型・顔を持つ人は世の中にそれなりにいる。間違いなくモデルとして活躍できるような人々であるけれど、そこから抜きに出る人、俳優の方向に進んでいく人というのは、その中で何かしらの欠点というか個性というか、そういう特徴を持った人であると僕も思う。それは、その欠点が親近感を醸し出し、とてもチャーミングに見えるからだ。

生成AIが作った動画に出てくる容姿端麗の人に対して、我々が何の感情も抱かないのはそういうことだ。個性がない、親近感がないのだ。

だからと言って開き直って欠点を放置しておく、というのも違う気がする。だから個性と欠点の線引きは非常に難しい。

番組中にスーさんが言っていたのだけれど、自分達が若い時、中年のおばさん達から「あなたは何もしなくても可愛いんだから~」と言われていたことがあったけれど、今となって考えればそれは正しかったのだと思う、と言っていた。

つまり、化粧をしてその欠点をなくそうとするのだけれど、それを消してしまうとかえって個性が失われてしまう。ということなのだ。もちろん、あくまで若い人達に向けた話であって、30を超えた僕みたいな人であればもはや欠点を消す努力をしなければいけないのだけれど(笑)

本当に難しい話である。

欠点をなくせば個性がなくなるし、磨き続けるとかえって光を失うものもあるし、良いバランスというのは一体何によって決まるのだろう。

でも、まずは自分を好きになってあげることなのかもしれない。