土曜日、

今日もVoicyを聞きながら着想的に妄想して考えた話を共有したいと思う。
今回取り上げるのは、Voicyを聞き始めた当初からずっとフォローしている荒木博行さんである。毎日放送を続けており、毎週日曜日は「相談カフェ」と題して、リスナー1人と荒木さんが対談形式で、寄せられた質問・相談についてディスカッションする回となっている。
今回の相談は「40代になり力技では勝てないと感じています」という相談に対して。リスナー代表としてディスカッションに参加した方も30代後半ということで、まだ馬力は利くけれど、少しずつ体力的な衰えは感じているとのことであった。
力技と聞くと、無理をしてでも自分に鞭を打ってやり遂げる、みたいなそんなイメージがある。かなり忙しいスケジュールだったり、無理難題だったとしても、どうにか力技でやり遂げる、こんな感じだろうか。
この相談から、話は「頑張る」という言葉へと発展する。普段何気なく使う「頑張って」という掛け声。でも改めて、この「頑張る」という言葉を見ると、結構な力技感が伝わってこないだろうか?分解して考えたら、「頑なに張る」だ。
AIによると、目を見開いてじっどその場に踏みとどまる、あるいは監視するという意味から転じた説が有力であるとのこと。ほら、かなり体に力が入っているのが容易に想像できるだろう。
もし気力・体力共にエネルギーに満ち溢れているのであれば、頑張ることは難しくないし、時に必要になることであろう。でも、40代、そう中年、つまりミッドライフクライシスの真っただ中にある人からしたら、頑張るということ以上に難しいことはきっとないだろう。歯を食いしばって、ぐっとその場に踏みとどまること、こんな馬力は働かない。その中で無理に頑張ってしまうと、身体的・精神的にも崩壊してしまうのだと思う。
僕はまだ32歳で馬力は利くけれど、少しずつ20代の時のような回復力は失われてきた気がする。30歳を境に衰える、みたいな話も聞いたことがあるけれど(あれ、25歳だっけ)、そう考えるとここからは落ちていくしかないのだ。ミッドライフクライシスを迎えるまえに、頑張る以外の方法を知っておきたいと思う。
そんな中で話しとして挙がったのが、頑張るの逆、つまり弛緩である。「気軽に行こう」っていうと、ちょっとやる気がない感じに見えてしまうけど、筋トレとストレッチの違いと考えると明確だろう。
会話の中で、荒木さんが言っていた。中年になって改めてストレッチの大切さを身に染みている、と。これまでは、とにかくベンチプレスを上げたりスクワットをしたり、筋肉をつけることを意識していたけれど、これからはまずしっかりとストレッチをすること、その結果見えてきたことの学びが大きいと。どれだけ体は繊細であるかということ。この繊細さに注目することで、体だけではない、しなやかな視点を身に着けることができたということ。
なるほど、これは大きい学びだと思う。
頑張るために筋骨隆々になること、それはある一定の年齢まではいいかもしれない。でも、ある程度からは逆の発想「弛緩」を意識して、伸びやかにしなやかに生きること、これがミッドライフクライシスを乗り切る一つの方法かもしれない。
「頑張って」くらい気軽な掛け声で、「気を抜いて」みたいな掛け言葉があったらいいのに。