HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢33歳。日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

11月3日 レスポンス

火曜日

 

 

祝日である。雨が降ったりやんだりと、一日中ひんやりとしていた昨日とは打って変わって、ここ東京は今日は晴天である。

晴れの日の朝、それも早朝はやっぱり気持ちがいい。僕が起きて窓を全開にするのは、だいたい朝の4時半。まだ空は真っ暗だけど、この時の空気の感じで、ああ今日は晴れるなとか、天気悪いなとか、そういうのが分かる。今朝は、ちょっと湿っぽかったけど、遠くの方が白んでいるのが分かった時に、ああ晴れるなって理解した。

こんな日は、ゆっくり自分の時間を過ごしたい。何にも邪魔されずに、スケジュールなんか決めずに。できれば、誰からも連絡が来ないとすごく嬉しい。仕事の話ではなく、プライベートもである。そう、例えばLINEとか、そういうやつだ。

僕は仕事では即レスを意識している。そう書くと、なんだか仕事が出来るやつみたいに聞こえるけどそうではなくて、自分でボールを止めておくのが嫌なのだ。もらったボールはすぐに打ち返して、自分自身は楽になりたい。それを一般的にはレスポンスが早いというだけである。でも、実際にレスポンスが全然ない人と比べて、すぐに反応をくれる人は、なんだか仕事を前のめりに進めてくれている気がして、同じ体温を感じる。

10月から新たに参画した現職。フレックスOK、リモートOK、もちろん会社に来てもOK、やることはかならずやっている前提で自由に働いてOKという感じだ。9割が中途だからみんな自分の成果が一番出るやり方で、自分のスタイルで働いている印象だ。ただ、新しく来た身からすると、ちょっとしたことを気軽に聞けないのは結構しんどい。会社にいないから聞けないのだ。しかし、どのメンバーもレスポンスが速攻である。会議中じゃない限り、5分以内には何かしらのリアクションがある。レスポンスの早さが同じ人と働くと、ストレスがない。

これはプライベートでもそうだと思う。

僕はLINEを返すのがとても遅い。というのも、マークも含め通知を一切切っているからだ。LINEのアイコンをタップしない限り、連絡が来ているかどうか分からない。

さっきも書いた通り、僕は自分でボールを抱えておくことが嫌なのだ。まあ、単純にせっかちなのだ。だから、通知を見るとついそっちが気になってしまう。

朝起きて一回、昼休憩で一回、寝る前に一回、これくらいしかLINEは開かない。これについて、あり得ないと思う人もいるかもしれないが、僕と長く繋がっている友人は、だいたいこんな感じ。

朝4時半に返信して、向こうから帰ってくるのは午後。こちらも夜に返して、向こうは深夜に1回、こんな感じ。お互いにこれで十分と思っているから長く続くんだろうと思っている。

それぞれの生活があって、LINEやチャットはあくまでおまけに過ぎなくて。コミュニケーションすることがあるなら、電話したり直接会ってしまった方がいい。レスポンスに対するスタンスが同じだと、互いにストレスフリーだと思う。

だから、返信が1週間ないとか、僕はむしろ全然大歓迎だ。僕の友人の中にも何人か、いわゆるBIG4とよばれるコンサルで働いている人がいるけれど、彼らは平日LINEを見てない。見てないんじゃなくて、見れないと言っていた。そっちに気が向かないと。そんな働き方が良いか悪いかは一旦置いておいて、これくらいのスタンスで僕は十分だと思う。

互いに依存するんじゃなくて、お互い仕事に趣味に他にも色々やることがあって、でも何か楽しむときは一緒に楽しむ、こんな関係だと僕は長く付き合えるのかもしれない。

レスポンスでその人の価値観が分かる、面白い。

 

10月31日 弁当男子

土曜日、

 

 

10月から新しい会社で働いているが、前職と大きく違っていることが幾つかある。

例えば服装。前職は4年間の在職中に一度もスーツを着なかったのだけれど、今の職場は基本スーツである。そして11月からはネクタイという、これまた何という古い慣習がいまだに残っている。

ちょっと聞いたところによると、どちらかというと関西に本社がある古い会社は、比較的まだネクタイ文化が残っているのだとか。たしかに、いま働く会社も本社機能自体は東京にもあるものの、もともと大阪発祥の会社ではある。入社するタイミングで、服装規定があることは聞いていたけれど、まさかネクタイまでとは思わなかった。

そして今日本題として書きたいのがランチ事情だ。前職は社員専用カフェテリアがあり、かなりメニューも充実していたから、ランチに外に出るなんてことはほとんどなかった。ランチ難民なんて言葉聞いたことがない。

一方で現職は食堂は存在しない。そもそも自社ビルではないし、マーケティングだけでなく営業関係の部門が在籍しているから、会社に来ていないことも結構あるのだ。そうなると、確かに社員食堂を設けるメリットはあまりない。

問題は立地。港区にある今のオフィスは、ビルの1階や周りにもたくさんのレストランがある。ただ、全部高い。もし外食したら1000円行かないなんてことはない。各店舗が出しているお弁当でさえも安くて800円はする。高い。最近は、専らサラダチキンとお惣菜くらいをササっと掻き込んで、あとはスタバのコーヒーを飲みながらゆっくりしていることが多い。それでも合計1000円はいってしまうけれど。

このままこのランチ続けていると、結構痛い目を見るかも知れない。そんな風に考え始めていた矢先、SNSとかメディアでちょっと話題になっているトピックがあった。それが、「弁当男子」。言葉としては新しくないけれど、コロナがあってリモートワークが増えてから、消えた言葉だと思う。それが再燃しているのだ。

理由は物価高。そして、出社回帰になって再びランチの必要性が出てきたからである。

お弁当かぁ。確かに、新卒で入った会社では僕もおにぎりを持って行っていた。でも、当時は、いつまでこんなみすぼらしいことしないといけないんだろう、なんて思っていたっけ。ただ、そのおかげでかなりの貯金が出来たのは事実。やっぱりお弁当って強い。

また始めようか。ただそうなると、筋トレの時間を削らないことはどうも実現できなさそうだ。週5回のうち、何回かだけでもやってみる価値はあるかもしれない。

っと、その前に、僕は炊飯器を持っていないんだった。今の家に引っ越すときに、いらない家電リストとして、テレビ、炊飯器、電気ポット、この3つを書いたのを覚えている。

炊飯器、、、。いらないなぁ、やっぱり。

うん、やっぱり僕は弁当男子にはなれないかも。

 

10月25日 人との関わり方

日曜日、

 

 

週末のうち、僕が住むエリアでは日曜日の方がジムが混む傾向がある。せっかくあまり時間に縛られずに筋トレができる週末なのだから、有効に使いたい。最近はそう思って、日曜日は4時に起きてジムに行っている。とは言っても、4時に起きてもストレッチと腹筋は自宅でやるから、結局は5時半くらいから開始するのだけれど。それでも、もう10人くらいは筋トレをしていて、考えること同じなんだろうなってほくそ笑んだりしている。

なぜ筋トレのことを書いたかというと、昨日見たニュースが頭に残っていたからだ。いま働く人たちの間で、会社でもない自宅でもない第三の場所として、出勤前のジムが流行っているのだと放送されていた。朝トレ自体は珍しいことではないのだが、特集されていたのは大手町近辺に勤務する人達が合同で1時間ほどクロスフィットみたいなトレーニングをしているらしい。

このニュースを見た時、確かにいいなぁとは思ったけれど、個人的には参加しないだろうと一蹴した。というのも、やっぱり筋トレは1人でやりたいからだ。

最近つくづく思うのだけれど、僕はついつい人に気を遣ってしまう。例えば、一緒に働いている人が不機嫌だったりするのが一番嫌で、とにかく状況を打破しようとあれこれ試みる。無視することができないのだ。だから、合同トレーニングでも、間違いなく周りの人に気を遣って、その場ではなんだか明るい人って思われるのがもう目に見える。

ただ、このブログを読んで下さっている人ならお分かりだろうが、本当の僕はそんな人間じゃない。一人で居ること、一人で黙々と何かに勤しむことが大好きなのだ。

だから、多くの人とコミュニケーションを取り、気を遣えば遣うほど、自分一人で居る時間、黙っている時間が必要になる。集団の中に居ると自分の鋭気が吸い取られてしまう気がしていて、それを補給するために一人黙々と作業する時間が必要なのだ。

さらに、「あ、この人本当は人嫌いなのにすごい頑張ってるな」みたいなことが、自分もそうだから如実に分かってしまって、そういう人を見ながら自分を客観視したりしていると、もう頭の中がグルグルになってしまうのだ。

なのに朝から誰かと合同トレーニングなんで無理である。確かに、第三の居場所や繋がりはすごく重要だけれど、できれば朝と夜は1人でいたい。ああ、ますます結婚とかそういうのは縁遠いだろうなと思ってしまう。幸い、両親ともにバツイチだから、早く結婚しろとか一切言わないことがありがたいが(もちろん、願ってはいると思うけれど)。

いま、この日記を書いている15時前。僕が住む東京港南エリアは雨がしとしと降っている。もう少し降ってくれると人混みが減る。そしたら外出しよう。日曜日の夕方から夜、どんどん人が減っていくこの時間が好き。

ああ、こう書いていると、Osmo Pocket3やっぱりほしいなって思ってしまう。雨の港南なんて最高じゃないか。

でもきっと、あと数時間後には、今朝韓国から届いたピアノの譜面にかじりついていると僕がいるのだろう。

人は嫌いじゃないけれど、疲れてしまう。

雨の音が心地よい。

10月24日 価値観

土曜日、

 

 

自分の価値観が分かった話。

先週末から今週月曜日にかけて、Amazon Prime 感謝祭が開催されていた。ちょっと前からTVCMだけじゃなく、オンライン広告、駅の広告で一斉に繰り広げられていたから、記憶に新しい人も多いだろう。多くのインフルエンサーがお勧め品を紹介していたし、短期間だったけれど世間が注目していたタイミングであった。

僕も例外ではない。前回の欧州旅行を経て、セールで買いたいと思っていたオズモポケットである。いわゆる小型ジンバルカメラと呼ばれる類のもので、旅行中だけでなく普段の日常も簡単に動画撮影できるという優れものである。

欧州旅行で一番後悔したことの一つが、このOsmo Pocketを持っていかなかったことだ。 僕はiphone 17を使っているから、写真撮影・動画撮影機能じたいはスマホで十分なのである。問題は、撮りやすさと手振れだ。スマホだとどうしてもぶれてしまって、あとで見返してみると、全然使えない動画がたくさんあるのだ。

異常なほど物価が高いスイス、もうこの国に来るのは、これが最初で最後かもしれない。そんな国で撮影した多くの動画がぶれてしまっている。悲しみである。

更に言うと、その中でも使える動画をインスタでアップしたのだが、被写体のおかげか、フォロワーは全然いないのに多くのイイネがついたのである。もっと悲しくなって、絶対買うと決めたのだ。

そして迎えたPrime感謝祭。驚いたのは、Osmo Pocket3が21%オフ、4万円台になっていたのだ。これは買いだ。他のアクセサリー類と一緒にさっそく購入した。全部まとめて配送にしたから、届くのは1週間後の週末ということで少し時間があったけれど、その分ワクワクが高まった。

しかし、日が経っていくと徐々に「本当に必要だろうか」と思い始めてしまったのである。僕の悪い癖だ、と分かりながらも、この違和感が生じ始めたのはなぜなのか、考えてみることにした。

たどり着いたのは、このタイミングでその高い買い物をすべきかどうか、迷い始めたからである。

他のアクセサリー類も合わせると6万円ちょっと。高すぎるわけではないけど、決して安い買い物でもない。先月の旅行のお金が一気に口座から引き落とされるのが、今月末。100万円以上の出費があって、ちょっと躊躇してしまったのである。

ありがたいことに同時に退職金が振り込まれるから、マイナスになるということはないけれど、ピアノや楽器修理代、スーツ代なども合わせると退職金が一気に吹っ飛び、プラスマイナスゼロなのである。

ただ、Osmo Pocketをこのタイミングで買うことのメリットもある。それは、外出する理由を作ってくれるからだ。ピアノも始めたし、早朝からジムに行ってる関係で、土日の日中は割と家にこもってしまいがち。ただ、この機器があると、何気ない日常もコンテンツになるのだ。毎日がもっとクリエイティブになる。そのためにも買おうと、そう思っていたのだ。

で、結論。キャンセルギリギリのタイミングでキャンセルをした。そして同時に、欲しいと思っていた、ピアノの譜面を何冊か買っている。これが僕なのだ。

これからの季節、気温は下がってくるけれど、天気は安定してくるだろう。毎週末はコンテンツを探しに街に繰り出したいと思っている。そんな時に、本当はこの機器が欲しいのだけれど、どうやら僕にとってもっと大事なのは音楽だったようだ。たくさん練習して、教室にも行き、サックスを背負ってまた街を歩く。僕を外に連れ出してくれるのは、カメラではなく楽器だったみたいだ。

これに気づけただけでも大きい。ただ、ボーナスのタイミングとブラックフライデーとか年末のセールが重なるから、改めてその時に考えてみたい。

やっぱり僕は音楽が好きみたい。

10月18日 ずれた音階

日曜日

 

 

電子ピアノがやってきて1週間。昔懐かしハノンと、クラシック・ポップス・ジャズの譜面集を何冊か携えて、出来る限りピアノを弾くようにしている。特にハノンだけは極力毎日やるようにして、昔の指さばきを取り戻したいところである。

10年以上のブランクがあるとここまで衰えるのか、練習すればするほど悲しくなってくるけれど、今が勝負なんだと思う。これが段々と調子が戻ってくると、きっと楽しくなってくる。そう思って続けている。

そうそう、ピアノが来て1週間経ったけれど、まだ慣れないことがある。それが音階だ。ピアノの「ド」は、ドイツ語音階だと「C」。ドレミファソラシド=CDEFGAHCである。ところが、僕が学生時代ずっと続けていたテナーサックスはB♭菅だから、ド=B♭なのである。つまり、ピアノのドとテナーサックスのドでは、1音ずれている。だから、ピアノの譜面で音階を弾くと、どうも「レミファソラシドレ」に聞こえてしまうのだ。これは非常に厄介だ。

ピアノの方が歴は長いけれど、一定期間根詰めてやったのはサックスの方。だから、いつの日か耳がテナーサックスの音階に慣れてしまったのである。だから、ソルフェージュ的なことをやろうとすると、ドイツ語音階ならまだしも、イタリア語音階だとずれてしまうのである。

かといって、場合によってはちゃんとピアノのドレミファソラシドが僕の中には流れているのだ。だから非常に混沌としている。

絶対音感だったらそんなことはないのだけれど、残念ながら僕は相対音感。基準の音が決まればそこからは楽譜に起こすことはできるのだけれど、その基準が僕の体調によっても変わってしまったりするのだ。

声が低い僕にとっては、この相対音感を持っていることでカラオケがとても楽になる。キーを下げれば何でも歌えるからだ。ただし、C音階とB♭音階が混在してしまっているから、毎回チューニングみたいなことをしないとうまくその音階の世界に入り込めない。

今のところはハノンが中心だけれど、きっとこれから曲をたくさん弾くようになったら、またC音階の世界に戻るのかもしれない。

ただ、11月中旬に修理に出しているアルトサックスが返ってきたら、僕は今度はアルトサックスを再開する予定だ。中高がテナーサックス、大学がバリトンサックスだったのだけれど、社会人でソロとして習うなら主旋律が多いアルトサックスにしたいと、アルトサックスをコロナ前に始めたのであった。

ちなみにアルトサックスはE♭菅である。CとB♭ほど近くわないけれど、これはこれでまた迷うことになるんだろうと思う。

こんなことを書いている時点で、まだまだなんだと思うから、とにかく練習あるのみだ。

ただ、こういう実感を求めていた、と思う。これだから音楽は辞められない。

10月17日 変えてはいけないこと

土曜日、

 

 

良いとか悪いとかではなく、場所が変われば文化が変わる。ただ、向き不向き・好き嫌いはあると思う。長く働く(予定)の職場、僕は最初から極力自分のスタイルでやっていこう。

コミュニケーションの話である。

現職含めてこれまで3社経験したけれど、それぞれ全くコミュニケーションの方法が異なっている。ただ、最初に働いた会社はコロナ前~コロナ禍だったから例外。前職と現職とで比較してみたい。

まず一つ目の違いは電話かチャットか。

前職では基本的にチャットであった。よほどの緊急ではない限り基本はチャット。例えば、会議がもう始まっていて早く来てほしい、みたいな時も基本はチャット。会社専用のチャットアプリがあって、そこでチャットする感じであった。だから、みんなテキストコミュニケーションが非常に上手だった印象だ。微妙なニュアンスも句読点や絵文字を使ってうまく表現していた。

一方で現職は電話である。チャットをすることの方が珍しく、ちょっとしたことはむしろ電話という文化である。平均年齢が全然違うから、チャットよりも電話の方がスムーズと考える人が多いことに起因するかもしれない。個人的には、電話が来るとちょっとビックリしてしまうので、チャットの方が好きである。ただ、チャットは永遠に続いてしまったり、雑談も多くなるから効率的に働くには向いていないと思う。

二つ目は出社かリモートか、である。

前職はIT企業がどんどんオフィス回帰になっていったトレンドの先駆者として、早々にオフィス勤務に戻った会社である。出社勤務推奨で、リモートは週1回まで。既に1回リモート勤務をしていたら、体調があまりよくなくても出社するしかなかった。基本的に、体調があまり良くないなら休みなさい、そういう会社であった。だから、常に隣に同僚が居て、何かと毎日ワチャワチャしており、オフィスはいつもうるさかった。

一方で現職は、リモート勤務の会社全体のルールが存在しない。全て、各チームにゆだねられている。フルリモートでもよければ、フル出社でも良い。ちなみに僕のチームは、リモート7割出社3割と言う感じだ。内定承諾前にこの話を聞いた時、めちゃくちゃ働きやすいと思ったし、実際にみんな働きやすいと言っていた。

ただ、新しく入った立場からすると、もうちょっと来てくれた方がありがたい。例えば、勤務初日も会社にいたのは10人中2名、その後も全員リモートの日もあったりと、なかなかコミュニケーションが取れない。さらに、どこまでチャットで聴いて良いのか、そのレベルもまだ分からないから、非常にもどかしい思いをしていた。

僕が所属するチームは、8割が中途入社。というのも、ずっとBtoBをやっていた会社が、これからはBtoCを強化するということで、外部からBtoCの知見・経験がある人を取る必要があったからである。そして成果を上げなければいけないから、とにかくやることが山のようにあるのだ。その中で、チームビルディングやマネジメントというのは、どうしても二の次、三の次になってしまう。何もかもが新しい取り組みであり、まだまだ突貫工事が否めない。

きっとあと半年もしたら、僕もそういう環境に慣れていくのだと思う。ただ、この部署はこれからも外部から人を採用する方針だから、新しい人が来たら僕は積極的に隣にいてあげようと思う。

場所が変われば文化が変わる。コミュニケーションスタイルも変わる。だけれども、周りの人がどう感じるか・考えているか、ということにもちゃんと気を遣える人であり続けたい。それは、場所が変わっても、変えてはいけないことだ強く感じた。

 

10月12日 音楽の秋

月曜日

 

 

ついに届いた。8月下旬に注文した電子ピアノである。キーボードではない。アップライト型の電子ピアノを購入した。ずっと、ずっと欲しかった。

ああ、やっぱり自分で演奏したいな。そう感じたのはコロナ禍だ。コロナ禍で、これまで発信とかをしていなかったアーティストが自宅で演奏する様子をYouTubeに投稿しているのを見て、僕もこういうことしたいなぁと思っていた。でも、当時住んでいたのは会社が契約している狭い借上物件。机とベッドを置いたらもうそれ以上何も置けなかった。それから転職を機に引っ越したけれど、とにかく仕事の毎日。ピアノが入り込む余地なんてなくて、当時抱いていた強い感情もいつの間にかどこかに行ってしまっていた。

何がきっかけだったのか、はっきりとは覚えていない。けれども、今回転職が決まったそのタイミングで、「よし、ピアノを買おう」と決めたのだ。多分、最初に決意したのがピアノだったと思う。

ピアノを置いても十分な居住区間を保てる部屋に引っ越したい。当初引っ越そうと思っていた理由も、ピアノが原点である。結局、今以上の物件が見つからず当面は今の家に住むことにはなるけれど、人間やればできるもんだ。最終出勤日の翌日に、最初にやったことは部屋の掃除だ。ピアノを置く場所を確保するために、いらないものは捨てる。使うものは整理する。本当に、地下収納があってラッキーだったと思う。布団やキャリケース、家電の段ボールやテレビ台、それから冬物の洋服まで全部地下に収納されている。最近はジムに行き始めたから、ベンチも地下ルーム行きである。引っ越さなくて正解だったかもしれない。

家の整理も終えて待ちに待った今日。ついにやってきた。YAMAHAとKAWAIのどちらか、最初はそう考えていたけれど、見た目の良さやサイズ感、バランス感を考えてROLANDにした。30万円まではいかないけれど、それなりの買い物である。

もうこれが大正解。ダークブラウンの床の色、机の色にマッチして、全く違和感がない。

さて、準備は整った。ここからが本番だ。

僕が本格的にピアノをやっていたのは高校3年生まで。しかも、専ら高校の時はソロコンの伴奏がメインだったから、自分が主役として弾いていたのは中学が最後である。

そこからもう10年以上のブランクがある。とりあえず、昨日ずっと使っていたハノンは改めて買ったけれど、そこからどうするか。楽しくないと続けられないから、クラシックとJ-popの曲を幾つか買うことにする。

そしてもう一つの問題は、今の暮らしのどこにピアノの練習を組み込むか。個人的見解だが、ピアノの練習は筋トレと同じだと思っている。つまり、長時間じゃなくても、30分でもいいから毎日やることが大事。ただ、この30分の捻出がそう簡単ではない。

11月には修理に出しているサックスも戻ってきて、もっと忙しくなると思う。仕事もそうだ。この1か月、どうにかピアノを生活に組み込みたいと思う。ただ、あくまで義務ではなく、楽しむための時間として続けられるように意識したい。