木曜日、
『すみません!弊社からの見解出し、21時頃になります』
一緒にプロジェクトを組んでいる代理店から、今日の夕方に届いたメッセージである。
春に一緒に取り組んだキャンペーンの効果検証を行っている中で、代理店側の見解とこちら側の見解が食い違っており、再度詳細かつ違う観点での分析を依頼したのだ。
問題は、こちら側のスケジュール。来週頭には報告があり、どんなに遅くても明日の午前中には見解を出してほしいと依頼していた。
だから、今日の21時になりますという連絡は、かなり予想外だった。
21時ちょうど、もちろん音沙汰なし。
21時30分、チャットは静かなまま
21時45分、うんともすんとも言わない
21時55分、何も来ない
21時59分、まさかのここで滑り込み
担当してくれている営業の方は、僕よりもちょっとだけ年下の方。若さだけが取り得です、みたいな風には思われないように、日々ロジカルに考えていると言ってはいた。
時間内の提出が最優先になっていないか、ここからジャッジの時間である。
今日の夜は長い。