土曜日、
すっかり日記を書くのが遅くなってしまった。
気が付いたら、ギフト探しに1時間半を要していたのである。
忘年会で幹事を務めてくれるメンバー、出し物をしてくれるメンバーに対して、役職がついているメンバーで分担して、当日にサプライズでギフトを渡すことにしたのだ。
あまり大がかりなものだと、かえって負担に感じさせてしまうからということで、MAXでも2000円まで、理想は1500円レベルのギフトを購入することになった。
1500円って結構難しいのである。
この話が浮上してから、実は今日まで何かと頭の片隅にこの件があって、どうしようかな~ってずっと思っていたのだ。ギフトを探したり、サプライズをしたりするのは、どちらかというと結構好きな方だ。だからこそ、誰もそんなこと思ってないのに、自分に自分でプレッシャーをかけてしまうのである。
輪をかけてギフト選びを難しくしているのが、贈る側、つまり僕らの特色が出るギフトを選ぶこと、というのがテーマとして設定されていることだ。
とりあえず銀座界隈をフラフラ。途中から雨も降ってくるし、なんだよ面倒くさいな~と思いながら、気づいたらギフト選びに夢中になっている自分が居た。地下から上の階まで行ったり来たりしながら、楽しんでいる自分がいた。そして気が付いたら、もう1時間半が経過。さすがにそろそろ決めなきゃと思って、幾つか候補を見つけていた中から、もらい手が一番喜びそうなものを選択。
理想が1500円のところ、約1800円。まあまあ優秀だろう。ラッピングをつけても2000円にいかなかった。
買い物が終わった後で、突然空腹が襲ってきた。恐らく楽しんでいながらも、実は結構脳みそを使っていたのかもしれない。
ギフトを選ぶ時、もちろん相手に送るアイテムを探しているけれど、それ以前の思考として、相手のことを考えている、ということに今日気が付いた。
物色している時も、選択する時も、常に脳内には送る相手がいる。
ギフト選びの時間は、相手のことを考える時間だったのだ。
面倒くさいなーとか確かに思うけど、でも相手の喜ぶ顔が脳内のどこかにあって、それを想像すると、「探すぞ~」という気持ちが湧いてくる。
いいギフトを買う、というよりも、この人にために、ふさわしいギフトを買ってあげたいと、そういう風に思われるようになりたいと、ふと思った。
ギフト選びって奥が深い。