HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、ちょっとだけ得意な文章とイラストで自由に記録していきます。

9月13日 人間でありたい

金曜日、

 

 

「いや、でもさぁ、あれ悪気は全くないんだよ?」

「わざとじゃないんだよ、あれ。本当に気づいてないんだよ」

 

今の会社に転職してから、2年が経過する中で、こういう言葉をよく耳にすることがある。

ある一定の職位についている人たちのことを指している。

 

「他人の痛み知れ」

小学生の頃、当時担任だった先生から言われた一言をずっと覚えてる。

 

こうやってされたら痛いでしょ?苦しいでしょ?悲しいでしょ?

だから人を傷つけちゃいけないし、そんな権利だれにもないの。

他人の痛みを知りなさい。

 

そうやって言われたことを覚えている。だから、今この発言をしたら、相手がどう思うだろうか、そう考えて結構ストップすることがある。

取ろうと思った行動を、でも今こうしたら相手はどう思うだろうか、そう考えて寸止めすることも結構ある。

 

結局何考えてるかわからないよ、それじゃ。

そう言われることもあるけれど、誰かを傷つけるのと比べたらずっといいと思う。

考えてみれば、自分が英語を話しているときは、英単語が持つ深い意味をそこまで知らなかったりするから、次々と言いたいことを発現できるのかもしれない。

今ここでこの単語を言ったら相手がどう思うか、想像ができないからだ。

 

でも中には、日本語・英語にかかわらず、全くそういうことに対して無感情の人もいる。

わざとそうしてるんじゃないし、敢えてそうしてるんでもない。

本当に気づかないのだ。

後ろで何人が指をさしているか、何人が泣いてきたか、そういうことを気にしないのである。

 

この会社だけの話ではないと思う。この日本社会の会社組織の中で、上に上がっていく人というのは、生まれ持ってそういう人じゃないと心が持たないのかもしれない。

 

サイコパス

 

それでも出世が大事と思う人はいるだろうし、そういう価値観は全く否定しない。

 

ただ、僕は人間でありたい。