木曜日、金曜日

ある一定の職位以上しか集まらない、そんな飲み会に参加した。
出てくる言葉全てがブラックジョークである。
数千人を超えるような会社規模の中で、マネージャーやシニアマネージャーの座に就く人は、やっぱりサイコパスなのかもしれない。
聞き流してしまうと、普通のことを言っているように聞こえるのだけど、よくよく考えてみると、鋭い刃で突き刺しているような、そんな言葉をスマートに発する。しかも、笑いながらそれを口にしている。
いかにブラックジョークをセンス良く言えるか、これが垣間見えた飲み会であった。
来週は所属部署全体での忘年会が企画されている。100人は行かないけれど、70人くらいは集まるんじゃないだろうか。
昨日の飲み会は、その前哨戦だった。
抱えている闇は深い。吐き出しても吐き出しても、闇は溢れ出しているようだ。だから、スマートに、一瞬気づかないような、そんな風に吐き出すことが求められているのかもしれない。
ブラックジョークでよろしく。