月曜日、
「ひさしぶり、ねぇ、彼の結婚式行く?」
「おお、久しぶり。うん、今のところ行くつもり。そっちは?」
「よかった、行く行く。でも私は二次会には行かないでお暇するつもり」
「そっか、仕事あるしねぇ。僕も二次会はいっかな」
「仕事気にするよ歳だよね、私たちの年代」
「仕事というか、体、ね」
「分かる。もう30歳って大きい(笑)」
「でも、連絡もらえて嬉しかった。僕も、誰かに聞かなきゃと思ってた」
「会えるの楽しみにしてるね」
「じゃ、また」
共通の友人が結婚する。大学の友人だ。もうやく10年も前のこと。それでも、こういう時に連絡来る異性の友達。
なんかこういう存在ってすごく有難い。漢字の通りで、有難い。尊い。
結婚式の参列するとき、あ、あの人どうするんだろうって頭に出てくる存在、それくらいがちょうどいい。べたべたしてなくて、ちょうどいい。
人間関係ってそれくらいが軽くていい。