土曜日、
あれ、朝から久々の雨だ。ここ最近、朝起きたときにしっかりと雨が降っていることってあんまりなかったからなんだか新鮮だ。これくらいの雨ならランニング大丈夫だろうな、と思っていつも通り準備をする。
いざ出発。お、意外と降ってる。それでも一回外に出てしまって走り始めてしまうと、もう止まりたくない。そのまま30分ランニング。
無事に日課を終えて一息。そこから片づけたり、英語のレッスンを受けたりして、9時過ぎ。雨やんでいるかなと思って外を見ると、さらに勢いを増して降っている。ウォーキングが週末のルーティーンになっている僕にとって、これは辛い。しっかりと防水スプレーを全身＆バッグにふりかけて、いざ出発。
雨の日って、確かに歩きづらいし、濡れるから嫌なんだけど、でもポッドキャストにはすごく集中できる。晴れていると、どうしても外が明るくて、視界に入る景色がうるさくて、耳に集中できない。でも、雨の日は聞いている内容に集中できるから、その意味では雨の日も悪くないなぁ、と思いながら歩き始める。
先週と先々週の週末は、ポッドキャストを聞く気持ちの余裕がなかった、というよりも自分の体が音声コンテンツではなく、音楽を求めていた。それが今日はそれが一変。内容的にはだいぶ濃いポッドキャストが聞きたくて溜まらなかった。例えば、戦時中における沖縄女性の問題、身体障碍者の方が地下鉄に乗っている時に地震に遭遇した時の話、1億円の宝くじが当選した人の人生、など。
ポッドキャストは無料なのにも関わらず、普通に生きていたら絶対に関われないような人々の人生を垣間見ることができるし、それ以外にもビジネストピックや、トレンドキーワードなどのいわゆる情報収集にもなるから、とても便利だ。
こういう溢れ出るコンテンツを摂取したいと思ったのも、きっとこの水曜日に仕事の峠を越えて気持ち的に余裕が出来たからだろう。そう、TVCMの撮影である。
考えてみたら、本当に撮影まで漕ぎつけるのだろうか、と不安になるような出来事が沢山起きた。撮影自体は時間の流れの中で普通にやってきたけれど、そこまでの道はとても長かった。おつかれ、自分。とはいえ、来週はプレス向けのイベントに登壇するし。まだまだやることはある。だけど、音声コンテンツ、しかも濃い～内容を聞きたいと思ったのは、明らかに心の状態が変わったからだろう。
ただ、少し立ち止まって考えたい。自分は、何のためにここまで頑張っているのか。もし、いま所属している会社や組織、チームの存在を全て取っ払って、あなたは何がやりたいの？と聞かれたら、自分のやりたいことって答えられるかな。。。
実はこの思想に至ったのは、荒木博行マスターがvoicyで昨日・今日と紹介されていた『すべては1人から始まる』の話を聞いたからだ。
組織も会社も、物体としては存在していなくて、そこに存在しているのは人だ。一人一人なのだ。一人一人が何がやりたいのか、って考えること、仕事に慣れてきたり、勢いにのってきたりした今だからこそ、考え直したい。
おやすみ
