HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

4月27日 それってなんで?を考える

木曜日、

 

在宅勤務の木曜日。

日によっては、午前中はなかなかスイッチが入るのに時間がかかったりするのだけど、今日はその真逆。何なら、朝起きた瞬間から始業の時まで、ずっと頭の中で仕事のことを妄想していた。資料作りをしなければいけなかったのだが、その構想を練っていたのだ。12時までに完成させる必要があり、そのあとでWチェックもしてもらわないといけない。そんなこんなで、今日は朝から夜までずっと脳みそフル稼働だった。

 

その資料というのは、求められているレベル感がなく、こだわろうと思えばとことんこだわれるし、簡素化させようと思ったら、かなり簡素にできる。もちろん、僕は性格的に疑問に思ってしまうと、それをテキトーに答えを出して処理することに耐えられない性格なので、こだわってしまった。

 

その資料というのは、MTGでプレゼンをする資料なんだけど、現在実施中のキャンペーンの売上状況についてだ。単純に売上を昨年同時期と比較しても、そこから何の示唆も得られない。売上を人と1人あたりの購入価格に分類し、さらにそれをもっと細かくツリー展開していくと、どこに問題があるのかが分かる。そこから、仮説を立てて、その問題が本当かどうかを考えていく、というのがいつもの僕のスタイルだ。答えもないし、限られた情報しかないから出せる結論は限られているのだけど、やると決めたらやるのだ。というのも、気持ちが悪いのだ。今起きている状況が、なんでそうなっているのかを明らかにしないと、モヤモヤして、胃までむかむかしてくる。

 

いつからこういう性格になったんだろう。多分だけど、僕は限られた情報から仮説建てをするという文学研究科時代の名残が、自身の中に残っているんだと勝手に思っている。

 

だからなんだと思う。世の中にある、それってなんでそうなのっていうのが目についてしまう。耳についてしまう。今日も朝日新聞を読んでいて、確かにと思ったことがあった。

digital.asahi.com

つい最近まで朝日新聞で連載されていたテーマ、子供がいないとだめですか?、だ。

異次元の少子化対策とか言われているけど、それは逆にどの夫婦も子供を持たなければいけないという風な重圧を課すことにならないだろうか?これだけの支援があるのに、なぜ子供を作らないの?という圧力。

子供がほしい、ほしくない、なんてそれぞれの人の勝手なのに、まるで社会には子供が居る夫婦が、いない夫婦と比べて勝ち組のような雰囲気を作る広告であふれかえっている。

子供がそもそも好きじゃない人、夫婦でゆっくり暮らしたい人、別に必要としていない人など、経済的余裕とか時間的余裕とか、そういうもの関係ないしに持たない選択をしている人がいるのに。

 

こういった制度が作る重圧って、例えば有給取得の義務化とかもあると思う。若い人の中には成長したい、と思って有給取得は今は不要って考える人、結構いると思うんだけど、社会がそうさせない。今は休むタイミングじゃないのに、一斉に休まなきゃいけないの?それってなんで?

 

他にも、変な校則だったり、性のあり方だったり、服装の嗜好だったり、それってなんで?が溢れている。一つ一つもう少し丁寧に見ていこう。

 

世の中、それってなんでに溢れている。