HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

6月2日 他人は、目を見て話しなさい、と言うけれど

金曜日、

 

今朝、目が覚めてスマホを確認すると、一気に重力が僕の体を押し付けた。なんと、いつも起きる時間よりも、30分時間が進んでいる。確かに、アラームが何回か、彼方向こうで鳴っていたのは、言われてみれば気が付いていた。それでも、それを止めて眠り続けてしまったのだ。

 

昨夜、というよりも昨日は結構体調が悪く、一日中水中の中を歩いているような、そんな浮いているような状態だった。そして、左足が時折痛み、これは一体どういうことだろうか、と思っていた。だから今朝、寝坊していることに気が付いた時も、飛び起きるというより、「そりゃあそうかもな、体は正直だ」と理解した。

ただ、そこからの軌道修正はすごかった。30分の寝坊を、最終的には5分の遅れに巻き戻した。もちろん、大雨の中、ランニングもした。雨の時の方が、地面とシューズとの間が滑らかになって走りやすかったりするのだ。だから、走らないという選択肢はなかった。その勢いで、仕事へ行く。ただ、自分の席に座った瞬間、

「あ、自分疲れてるかも」

と理解した。周りの話声が、いつも以上に雑音に感じられ、全く仕事に集中できない。ノイズキャンセリングのイヤホンで何とか凌いだが、やっぱり無理は禁物だと改めて実感。

 

そんな日に限って、広告代理店との打ち合わせがある。ただ、ちょっといつもより気が楽だったのは、対面でもZOOMでもなければ、LINE通話経由のテレホン会議だったからだ。先方が今日は在宅勤務とのことで、できれば画面なしがよいとのことで、それならZOOMにする必要もないですね、ということになった。

 

そして、この会議がびっくりするくらいうまくいったのだ。

もともと30分のMTG予定だったのだ、話しが盛り上がってしまい、1時間以上も話続けてしまった。しっかりと、互いのTO DO事項も整理し、次回のMTGのスケジュールまでセッティングして幕を閉じたこのMTGは、とても生産的なものだった。疲れていたにも関わらず、ここまでうまくいったのは、疑いもなくテレカンだったから、だと思う。

 

僕は、他人の目を見て話すと、どうしても自分のペースで話ができなくなってしまう性格なのだ。向こうからの視線を感じると、その人が言う通りに話が進んで、相手が気持ちよくなってしまえば、もうそれでいいや、っていう感じになってしまう。だから、顔が見える対話で中でも、雰囲気が共有できない「画面共有ありのZOOM会議」というのが、最も苦手である。

 

今日の会議は、こちら側に余裕があったからだと思うが、向こうも時折冗談を交えたり、ノリノリで話してくれて、こちらが変わると向こうも変わるんだなぁと改めて思った。

 

世間一般では、

「相手の目を見て話しなさい」というと思う。そりゃあそれが礼儀だとは思うけれど、それによってうまく自分の伝えたいことが言えないというのは、本末転倒だ。

もっと大事なのは、自分の弱点を把握して、それをカバーするための方法を見つけて、そして実践することだ、と思う。

 

自分に正直に、そして自分を認めることから始めるとよい、と思う。