HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

4月5日 文化を作ること

水曜日、

 

週の真ん中水曜日。水曜日は、割とMTGが集中しがち。今日も例外ではなく、午前中、昼、そして夕方と立て続けにMTGが続いていた。

MTGが続くと、やっぱり頭の中の糖分がどんどんなくなっていき、夕方以降は、基本的に慣れたタスク、または単純作業以外は基本的に頭が受け付けなくなる。翌日の木曜日が在宅で、静かに仕事が出来るから特に問題はないのだけど、生産性のなさは実感してしまう。

 

そんなことを感じていた折、チームメンバーの一人が、今日来年春入社向けの学生の一次採用面接を担当したとのことを教えてくれた。確かに、昼過ぎくらいからずっと姿が見えなくてどこ行ったんだろう~と思っていたら、そういうことだったのだ。

 

採用面接官として、そこで話した内容だったり、どの子が優れていた、みたいな話は一切してはならないのだけど、その代わりに自分が面接される立場だった時の話をしていて、ちょっと盛り上がった。その時会話していたメンバーは3人で、2人は同じタイミング、もう1人は1年あとに社会人になっている。その中で、僕だけ中途入社組だ。

 

今となっては時効、というか本人がシェアしてくれたので良いと思うが、本当にノリで受かったようなものだと教えてくれた。

はとバスの話で盛り上がって通過、同じ大学の同士、ということで盛り上がって通過、留学から帰ったばかりでうまく日本語の会話ができない中、とりあえず英語できるねっていうことで一次面接通過。

 

その場では笑っていたけど、僕は心の中ではこの採用のスタイルに正直驚きが隠せなかった。僕が新入社員で入った会社は、業界の中でもかなり真面目な印象の会社で、実際に働いてみても真面目な人が多かった。採用も第4次面接くらいまであり、しかも本社が地方にあるので、最終面接はそこまでわざわざ行くのである。だからこそ、ものすごい覚悟のようなものを持って挑んでいた印象がある。

 

でも、考えてみた。新卒で入った会社は、200年以上歴史がある会社、一方で今いる会社は30年弱。そりゃあ採用一つ取ってもスタイルは全然違うよなって感じだ。そして、こうやって採用された人がその会社の文化を受け次いで強固なものにしていく。

 

採用って文化を作る&継承するための入り口になるんだなと改めて実感。

だからこそ、異文化体験するためにも会社を転々とするのは大事なのかも。

 

おやすみ。