HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

2月12日 等しく考えること

日曜日、

 

え、本当に2月ですか?っていうくらい朝から暖かい。

昨日に比べたら陽の光は弱いけれど、それでも坂道を歩くと汗が出てくる。

あと半月もたてば3月。季節は巡り巡る。早いな~と。

 

そんなことを考えながら、今日も図書館へ向かう。

日曜日は、読書、トレンド収集、そして構想を考える作業を行う日なのだ。

これだけ天気が良いからなのか、普段あまり見ない人たちも図書館に来ており、だいぶいつもよりも人が多い印象。しかし、今日はおしりの時間が決まっているので、なんとしてでも集中して切り上げることが必要だった。

 

それは、今日はスイーツを買いに行こうと決めていたからだ。

 

僕は、今やっている仕事上、今年のバレンタインデーに関してかなり詳しい(笑)

それは、商品の観点もそうだし、価格動向、購入者の意向動向など、いわゆるマーケット情報などだ。今年の傾向としては、大きく分けて2つ。

 

一つ目は、昨年にも増して自分へのご褒美チョコを購入する女性が増えていること、また女性だけでなく自分へのご褒美チョコを買う男性も増えていること。

 

二つ目は、自分の推しのブランドやシェフを応援する意味合いでチョコを購入する、「推し活」バレンタインが増えていること。

 

最近何かと話題の「推し活」。この波が、つにバレンタインにもやってきたようだ。

でも、それによってチョコレート業界が盛り上がって消費にエンジンがかかるのであればよいと思う。そして、各ブランド透明な生産過程に気を付けているようだし、チョコ業界がそうやって盛り上がるのは悪くないと思う。

 

仕事でバレンタイン動向をチェックしているから、というわけではないのだけど、

僕も職場でもらう義理チョコ、親からもらうチョコに対して、

その場で「ありがとう」と何かお返しをしたいな~と思って、買いに行った。

 

何を買ったかはここでは伏せるけど、自分が大好きなお菓子を買ってみた。

 

バレンタインって、自分チョコが増える分には全然良いんだけど、

「だれかにあげなきゃいけない」っていう風なプレッシャーを感じるイベントにはなってほしくない。そして、もらった方だって、人によってはだいぶ重く感じるのだ。もらうなら、あげたい、男女関係なく、あげる・もらう関係なく、ありがたいの贈り合い、これを目指したいな~としみじみ。

 

この平等という観点で、ちょっと紹介したいポッドキャストがある。

有名なCoten Radioの最新回2回分だ。

open.spotify.com

 

open.spotify.com

 

この「ヘラルボニー」という会社は、知的障害を障害ではなく、「可能性」「異彩」と捉えて、知的障害を持った人たちのアートワークをサポート、関連イベントや文化の創造・運営をする会社である。

 

知的障害を持っている人たちのことを、私たちは「障がい者」という風にくくって考えてしまうけれど、それはちょっと違くって、

今の社会規範においては知的に障害がある、と捉えられる人という前置きが必要だ。

 

長い生命の歴史の中で、現代においては彼らがもっている特性が「障害」とみなされるだけであって、数百年先だと、社会の価値観が変わって、今健常者と言われている我々がむしろ障がい者と言われる立場になるかもしれない。

 

それに加えて、一言で「知的障害」と言っても、私たちの性格やバックグラウンドが一人一人異なるように、知的障害を抱えた人だってみんな多種多様なのだ。

 

社会規範によって縛られているだけであって、

健常者も障害を持った方も平等なんだと、改めて思った。