HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

6月28日 お金を生み出すということ

水曜日、

 

 

今日は朝9時から打ち合わせが入っていたこともあり、いつもよりも少し早めに起きて、掃除・運動・食事・英語レッスンをテキパキと終わらせた。こんだけ朝に詰め込んでも、9時ピッタリのMTGに間に合うのは、このMTGがオンラインで参加OKだからである。

 

ただ、今後はこのようなスタイルでのMTG参加が基本的に難しくなる、との通達があった。

 

5月に入ってコロナが第5類に移行された後で、今の勤務体制に対して会社としては色々と検討をしていたらしい。そして、要約その方針が決まり7月から運用開始とのことで、今日連絡があったのだ。

コロナ前から存在していたフレックス勤務はそのまま継続されるものの、朝に家で仕事をして、その後移動してオフィスに行ってからまた働く、みたいな働き方は原則NGになるとのこと。

 

逆もまたしかりで、夕方までオフィスで働いて、一時中断をして、夜に家で働くみたいな勤務体制も原則NGとのこと。

 

ここで疑問が生まれる。例えば、自分がワーママだったらどう思うだろう、と。今の会社には働くママがたくさんおり、そして比較的日本国内の会社の中でも女性の管理職の割合が多いという印象だ。ちなみに、僕の所属するグループのマネージャーも女性である。ワーキングマザーにとって、このような勤務体制はどう考えても厳しいと思う。

ここから分かるのは、意思決定をしているボードメンバーの中に女性はいたとしても、結局は育児経験のない男性役員または社長(社長も子供はいない)の一声で決まったのではないか、推測してしまう。

 

さらに、基本的には出社推奨で週1回のリモート勤務OKとのこと。

 

ここでも疑問が生まれる。コロナ禍では、上限なしのリモート勤務だったこともあり、地方に移住したり、少し離れた郊外に引っ越した社員も少なくない。また、外国人比率が多いこともあって、海外でもリモートで働ける仕組みを整えていた。それが一気に方向転換である。

 

もしこれが例外なしで全社員強制されるというのならば、嫌な人はこの会社から去ればいいと思う。ただ問題は、多くのエンジニアやリサーチャーがこのルールに従っていないことだ。彼らはリモートワークの方がむしろ生産性が上がるであったり、特に外国籍の社員に関しては厳しいルールを科すと簡単にやめてしまうという傾向もあるようで、ルールはあってないようなものになっている。

 

そりゃあルールを守っている新入社員や、新入社員が多くいる部署からは反発が生まれるのも当たり前だ。

 

僕が所属する部署は、会社内でも比較的中途入社が多い部署だ。というのもあるのだろうが、良い意味で会社からの指示にあまり従順ではなく、みんな働きたいように働いている。

 

ただ、今回はちょっと違うらしい。

 

みんな得意、不得意があるように、人それぞれ働きやすいスタイル、環境、時間を持っている。もちろん、それぞれの言い分を聞いていたら、MTGとかの際にだれかが犠牲になってしまうとは思う。

 

ただ、縛り上げるようなルールを作ったところで生産性の高い働き方はできない。つまり、価値を生み出せないわけだから、お金を生み出すことだってできなくなる。

 

会社に所属すると、務める=賃金をもらう、という風に誤解する人が多くいると思う。務めたからといってお金は生み出せない。ちゃんと価値を生まないと、お金は生まれないのだ。

 

リモート勤務がダメ、中抜けがダメ、という前に、どういう風にしたらより効率的に価値を生み出せるか、という本質的な議論をした方が良いと思った。