HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

4月30日 家族とは何かを考える

日曜日、

 

やっぱり、明日・明後日を有給休暇にする人は結構いそうな雰囲気だ。いつも、日曜日の夕方はスーパーや薬局が混んでいるんだけど、今日は全然混んでいなかった。1週間分の買い出しをする必要がないっていうことなんだろうと思う。そして、どこに行っても結構家族連れが居るのを見ると、世の中はGWなんだなぁということを改めて実感した。

 

昨日も書いた通り、僕は明日、明後日は普通に仕事。そしてうちの家族についても全員仕事。母と父は、それぞれ別の仕事を個人でやっている個人事業主だから、土日とか祝日とか全く関係がない。何かといつも働いている。姉は病院勤めの管理栄養士だから、パートやアルバイトがいなくなる、祝日は基本全部出勤になっている。そんな感じで、家族って結構違うようなぁと感じていた矢先、家族に関するポッドキャストやら、新聞記事に幾つか遭遇した。

 

まず一つ目は、藤原しおりさんがナビゲートするラジオ番組「TOMOLABO」。この放送では、岸田奈美さんをお迎えして、チームについて研究する話だった。

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この放送を聞いて、岸田奈美さんのことを初めて知ったのだけど、壮絶な過去を送ってきた人なんだなぁということと、家族観が似ていたり、勝手ながら僕と考え方が似ている部分が結構あって、さっそく著作を購入してしまった。

 

続いて、朝日新聞の記事。一つ目は自死について。スイスやルクセンブルグ、オランダなどで認められている積極的安楽死が、最近フランスや、カトリックの聖地があるバチカンと隣接するイタリアでも認められる動きがあるというもの。自分の家族が、安楽死を望んだ時、僕だったらどうするだろう、そんなことを考えた。

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最後も、朝日新聞の記事の紹介。英才教育として、自分の子供をプロゴルファーにさせようと異常なまでの厳しい指導をしてきてしまった結果、娘がイップスになってしまった人の話だ。

digital.asahi.com

 

僕にとって家族って何だろう。今日の夕方くらいからずっと考えていたんだけど、どこまで考えても結論は他人に過ぎないということは結論として見えた。ただ、人生を共に乗り越えていく同士のような存在かもしれないと思った。

 

既述の通り、うちの家族は全員休日が合わない家族だ。母・父に関しては、休日が存在していない。姉は、世の中が休日になるタイミングが一番忙しい時期だ。そんな家族の中で育って分かったことは、みんな生きるのに必死なんだということ。それぞれが、それぞれのことで忙しいから、正直構ってられない。だからこそ、家族であろうと、だれかのせいでペースが乱されると、家の中がかなり不穏な空気になる。

 

ただ、だからこそ、父・母、姉、僕という3つ別々の場所で離れてそれぞれ生活を送っていると、有事の際の結束はとても強固なものになった気がする。やっぱり近すぎると良くない。

 

ちなみに、いまの父親はステップファーザーで、血が繋がっている父親は、言葉と物理てきな暴力が酷かったDV男だったこともあり、全く同士ではない。だから家族とは呼べない。

 

自死の話や、子供への厳しい教育の記事を上げたけど、家族だって他人であって支配・被支配、寵愛・被寵愛の関係ではないって風に考えると、僕だったらこういう状況の時どうするかなぁっていうのが自ずと見えてくる。

 

自死だったら、戦場を生き抜く同士が、右足飛ばされてしまってそれで殺してくれって言われたら、僕は殺すと思う。でも、同士じゃなかったら生かすと思う。それは、その人がこれまで一生懸命に生きてこなかったのなら、これから生きないといけないと思うから。

 

もし仮に親が異常なまでの厳しい訓練を強いてきたら、僕は逃げ出すか、包丁で刺すと思う。親であっても、他人であり、倫理的に反していることに対して言うことを聞く義務はない。ましては、同士なんだし。

 

あなたにとって、家族とは何ですか?