火曜日、
なんと今朝は雨が降っていない。窓を開けて向こうの空を見ると、若干日差しまで見える。しかし天気予報は曇り雨。なぞだ、梅雨って本当に難しい。晴れていると思って洗濯物を外に干していくと、たいてい雨に降られるし、その逆も起きる。今日は、後者のその逆の方だった。
雨が降っていないのは良かったけれど、みるみるうちに気温が上がっていくのが良く分かる。今日は、朝早くからMTGあった関係で、午前中数時間は在宅で勤務をして、それから出社のスタイルをとった。それもあって、10時とかになると、もうこんなに暑いのか、とちょっと面食らってしまう。やっとの思いで涼しい電車に乗り込み、汗を乾かす。暑い中を歩いて汗をかいた後だと、電車の中はゆっくりしたくなってしまうのだけれど、今日はちょっと違っていた。読みたい本があったからである。
今読んでいる、本がとても面白い。岸田奈美さんのエッセイ『飽きっぽいから、愛っぽい』だ。岸田さんのユニークな家族との関わりを中心にコロナ禍の日常について、書かれている。
実は、岸田さんを知ったのはつい最近で、前にこのブログで何回か紹介している、藤原しおりさんがパーソナリティを務めるJ-waveのラジオ「TOMOLABO」に、岸田さんが出演されているのをきっかけに知ったのだ。
ヘラルボニーはグッズを買ったり、展示会に行ってしまうほど大好きな集団である。このヘラルボニーの存在を知ったのは、今となってはとても有名になってしまった歴史キュレーションプログラムラジオの「コテンラジオ」の番外編で、代表のお二方がゲストとしていっらっしゃっていたことがきっかけだ。そこから興味を持って、SNSや作品をチェックするようになった。今となっては、ヘラルボニーはポッドキャストも配信中で、毎週楽しみにしている。
このコテンラジオ経由で知った作家、アーティスト、起業家、デザイナーなどはたくさんおり、さらにその人たちからの紹介を通じて知ったものも沢山ある。その代表例が、僕がたまにこのブログで紹介するvoicyパーソナリティの荒木さんである。
今となっては、荒木さんの声を聴かない日はないほど、毎日聞いている。学びというテーマを軸に、深く&幅広く探求していくラジオでとても面白い。
改めて、今読んでいる本が、誰のどこからの紹介なのか、そしてその中で紹介されている人を自分はどういう風に知ったのか、という風にちょっとだけ昔を遡ると、実は僕なりの世界の広げ方、世界との繋がり方が見えるなぁと思った。
僕は、どっちかというと人見知りだから、積極的に新しいコミュニティにダイブするような人間じゃない。だから、こういう世界の広げ方がとても自分にはあっている。
岸田さんの本はこちら。