HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

6月20日 聞くために聞いてもらう

火曜日、
 
今日も朝から晴れていて、梅雨とは思えない一日の始まり。ただ、なんだか時折風が冷たく、そして湿っている。きっとこれから天気は下り坂なんだろうと思わせるような、そんな雰囲気の天気だった。
そんな日は、本来ならば気分もあがるような日だと思うけど、今日は違った。というのも、今日はランチを一人で食べられないからだった。
もしかすると、ん?どういう意味?って思う人もいるかもしれない。僕は、基本的にランチは一人で過ごしたい人なのだ。ただでさえ、ほぼ丸一日だれかと一緒に職場で過ごさねばいけない、というのは僕にとっては結構なストレスだったりする。
だからこそ、せめてランチ休憩くらいは一人にさせて、というのが僕の意見だ。僕の周りにも結構そういう考えの人はいて、割と理解があるなぁとありがたく思う。
ただ、今日は今週で会社を去ってしまうメンバーに対してのfarewellランチだったのだ。今のチームは、割とワーキングマザーも居るので、どうしても飲み会は難しい。でも、ランチならみんな来れるから、ということで、welcome partyやfarewell partyは、だいたいランチが多い。
 
普段から知っているチームメンバーではあるけれど、みんなで同じレストランに向かい、同じタイミングで食べて、会話をする、というのはやはり骨が折れる。
 
ただ、今日は席の巡り会わせがよかったのだろう、同じ席に着いたメンバーが割と話しやすい人たちで、なんと楽しんでいる自分が居た。ただ、よくよく考えてみると、あまりこういう場に顔を出さない僕のことに興味深々で、色々と周りが聞いてくれたことが大きかったのかなぁと思う。
だから僕も、相手に質問したりして、自然と会話が盛り上がっていたと思う。
 
一方で夕方。現在進行中のキャンペーンに関して、今期から大手のコンサル会社のメンバーに参画してもらい、レビューをしてもらっている。今日はその初めての顔合わせであった。こちらから参加するメンバーは、僕ともう1人。相手は1人の合計3人だ。僕と一緒に参加したもう1人のメンバーは、実は今日のランチ会を当日キャンセルしてしまった。
 
というより、GW終わりくらいからずっと在宅勤務になっている。基本的には出社というルールの今の会社は、とはいえ暗黙の了解として在宅勤務も全然OKということになっている。その緩さをうまく使って、その人は在宅を続けているし、一応管理職だから周りも何も言わない。
 
想像通り、コンサルトのMTGは超絶頭を使うものだったし、終わってからも理解しきれなかったことが結構あったので、ラップアップをしようとチャットをしようと思ったその時、
「本日勤務終了します」というチャットがその人から入る。
なんと、、、。
この消化不良の中で、一人でよく分からないまま残業をするはめとなり、結果アウトプットは何も生まれなかったのだけど、いつもより長時間働くことになった。
 
もしかするとこの人は、最近誰かに聞いてもらうということをしていないのかもしれない。以前なら、割とすぐに相談に乗ってくれて即アクションをする人だった。ただ、人の話を聞くことが難しい、つまり聞いてもらっていないのかなぁとちょっと心配になった。
 
誰かの話を聞くためには、まず自分のことを誰かに聞いてもらう必要がある、というのを実感した一日で、そんな日はこの本を紹介したい。聞く系の本は世の中に山ほどあるけど、これほど僕が感動した本はない。