HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

3月9日 変わったのはどっちか

土曜日、

 

 

前職の時に同じ拠点で働いていた同期とのLINEグループがある。久々の通知。グループの1人が退職するとのこと。結婚&海外移住とのことで、なんとおめでたい。メンバーの1人がお別れ会的なものを計画してくれている。

「この中から参加できる日程選んでおいて~」と、調整さんが送られてくる。

 

①4月1日(月)ランチ

②4月2日(火)ランチ

③4月3日(水)ランチ

④4月4日(木)ランチ

⑤4月5日(金)ランチ

 

もちろん、僕は全て行けない。前職も今も、オフィスは両方とも都内だけれど、移動するとなると少なくとも45分くらいはかかってしまうだろう。

ランチか。これまでだったら、絶対に夜、飲み会を兼ねてだったはずだ。

 

でも、確かにこの流れは最近感じている。というのも、今いる会社も基本的にウェルカムパーティーもフェアウェルパーティーも、基本はランチだからだ。

前にも書いた通り、今の会社は、新卒でずっと働き続けている人は極めて少ないし、中途で入ってくる人も、4,5年で次のところに移動する。かなりスキルはつくけれど、結構な激務だからだ。みんなそれをしって一定期間自分を試す、力を付ける目的で入社してくる。

だから、僕がいる部署でも、毎月のように新しい人が来るし、古株のメンバーが退職していく。最近は、辞める人の方が多いかな。だから、こういったパーティーは頻繁にあるのだ。

だからこそ、なのかもしれない。そんな頻繁に飲み会をやっていられるほど、経済的に余裕がない。というよりも、正直夜飲み会をやってられるほど、暇ではないのだ。部署全体の飲み会だって、一年に一回しかない。それでも来れない人も結構いる。

 

外国籍のスタッフが多い、と言うことも影響しているかもしれない。基本、仕事の後に会社の人と飲み会をする、みたいなそういう雰囲気がないのである。外国籍スタッフは、割と定時で上がり、会社備え付けのジムやスパ、マッサージに行って帰宅、色々と終わったら仕事再開っていう感じだ。

 

でも、夜の飲み会にあまり行かないというのは、結構最近増えてきていると思っていて。しかもしれは、若い世代というより、僕のようなミレニアム世代が多い。ちょうど今日聞いていた、Z世代がホストを務めるラジオNikkeiの番組で飲み会文化について話しが上がっていた。彼らは皆、誘われたら積極的に行きたいらしい。ちょっとやっぱり感覚が違う見たいだ。

open.spotify.com

 

コロナを経て飲み会文化は確かに減った。ただ、それはコロナによって社会が変わったというのもあるけど、変わったのは僕らなのかもしれない。

結婚する人、子供が出来た人、管理職になって仕事が忙しくなった人、独立起業した人、海外移住した人、こうやってそれぞれの人生を邁進している人が、僕の周りには多い。

今いる会社は、多くが中途だから、それぞれ全然価値観・バックグラウンド・プライベートがあって、尚更仕事が終わってまで一緒に何かする、ということをあまりポジティブに捉えていない。

 

前職は、今は少し変わったと思うが、割と定年まで勤めあげる人がほとんどの、百年以上歴史がある家族経営の会社だった。だから、夜もそこまで残務が発生するわけではないし、割とみんな新入社員の頃から知っている仲なのだ。

それでも、冒頭書いたように、会社の外で何か集まってという時は、ちゃんと終わりに制限があるランチに変わってきている。

 

僕は、自分からは全くお酒を飲まないし、飲み会が基本好きではないので、こういう変化はウェルカムだ。

 

世の中も変わって、それに伴って僕らも変わった。

この変化の中でも変われないと、時代と仲間に取り残されるんじゃないだろうか。

 

あなたはどうでしょうか。