HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

9月6日 平和主義者の弊害

水曜日、

 

 

僕には、人間関係において、これだけは苦手だ...というものが3つある。

①人と争うこと、喧嘩をすること

②だれかが泣いている場にいること

ファシリテーションをすること

 

ただ、社会人として働いている以上、この①②③、どれも避けられない。

実は、今日この中の、1つ目&2つ目を経験し、とても疲弊してしまった。

 

今仕事で取り組んでいるのは、もっぱら今年の冬に行うキャンペーンのプロモーション企画。今日は、広告代理店とのキックオフミーティングであった。

これまで、先方の担当者としては個別にやり取りはしていたけれど、今日はこちらのメンバーもフル参加、向こうのメンバーもフル参加ということで、いわゆる代理店からの「ご提案」を受ける、そんな会議があった。

 

ただ、この会議を仕切るのは、クライアント側のメイン担当者である、僕なのである。

早速、③のファシリテーションをすること、これを突き付けられたのだ。自分の直属の上司、そして部署のトップが参加している中で、ファシリテーションをする。

冷や汗が止まらない。

みんなバラバラの場所から参加していたこともあり、画面には参加者の表情が並ぶ。

ファシリテーション担当としては、上司の顔を気にせずにはいられない。

 

つまり、全く先方の提案に集中できない。

 

そんな中でも、会議は一応順当に進み、質疑応答パートに入った。

こういう時、最初に質問や意見を述べるのも、ファシリテーターの役割である。

率先してマイクのミュートを解除。

ただ、さっきも書いた通り、全然集中して話を聞けなかったから、質問も何もないのだ。当たり障りのない感想を述べて、僕のターンは終了。

あとになって考えてみると、不明点・聞きたいこと、いっぱいあったんだけどなぁと、1人反省会を実施する始末だ。

 

僕の後に発言をしたのは、部署のマネージャーである。

 

「質の良いクリエーティブ、と言う話があったが、質が良いというのはどういう風に定義するんでしょうか?また、どういう指標を持って質の良し悪しを判断するんですか?」

 

おおお、目の付け所がシャープ過ぎる。そういう切り口の質問はさすがである。

 

「認知・興味関心・比較検討・訪問・購買、とファネルごとに使用するSNSを分けて配信する、とのことですが、実際に配信したターゲットが、比較検討しているかどうか、なんて分かるんでしょうか」

 

これまたエッジの効いた質問。

今回はキックオフミーティングの体裁だったこともあり、基本的には先方は営業組織中心の参加メンバーだった。ということもあって、「確認して報告いたします」の嵐。

 

こういう対立というか、雰囲気の悪い場、本当に苦手なのだ。ファシリとして、最後は何とかまとめたけど、全然建設的な議論ができなかった。

 

僕は、自分でも自覚しているけど、典型的な平和主義者だと思う。争いは起きないし、全てのことが丸く収まるのはいいけれど、物事に核心に触れたり、根本原因に向き合うということを避けてしまう傾向がある。

 

それは、言い換えればその場しのぎの向こう見ず野郎、ということではないか。。。

 

これから、このような会議体は週2ペース、もしくはそれ以上で入ってくる。

脱・平和主義者、とまではいかないけれど、意識はしてみたいと思う。

 

つかれた