HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

9月9日 ちゃんと笑えてる?

土曜日、

 

 

問い

 

次の3つの中で、母子ともに助かる可能性が最も高いものは、どれでしょうか。

【状況】

母子は上空を飛んでいる飛行機の中におり、機体トラブルの影響で、天井から酸素マスクが降ってきた。

 

1.母親が子供にマスクをつけてやり、その後自分も装着する。

2.母親が、まず自分のマスクをつけて、その後で子供にマスクをつけてやる。

3.それぞれ自分でマスクを装着する。子供も、なんとか自分でマスクを装着する。

 

答えは2番。まず母親が自分の準備をしっかりと整えた後、子供のマスクを装着してあげるという順序が、母子ともに最も生存確率が高くなる(今日聞いたラジオ調べ)

 

誰かをサポートする上で、まずは自分がしっかりと満たされていることが重要である。

もっと身近な例で言えばスマホスマホも充電が十分になければ、使いものにならない。

 

言われてみれば当たり前なんだけど、意外と忘れがちなことじゃないだろうか。

自己犠牲が美徳とされる日本社会において、組織や団体、集団のリーダーは、自分ファーストではなく、周りファーストの思考に陥りがちだと思う。でも、もう少し広い視野で考えれば、最終的に最も良い結果になるのは、自分ファーストの場合ではないだろうか。

 

先日の玉突き人事が発表されてから、どうやってチームのメンバーをサポートしていくべきなのか、これをひたすら考えていた。

 

考えれば考えるほど、

 

「自分のやりたいことより、チームメンバーがやりたいこと」

「自分の予定より、チームメンバーの予定」

 

と、チームメンバーファーストの思考になっていた。

ただ、日が暮れた18時頃。なんだか全然ワクワクしていない自分がいることに気が付いた。

普段の土日だったら、次の週の仕事でこんなことをやりたい、これをもっと突き詰めてみようと、ワクワクしているのだ。

そのワクワクを更に大きくするために、必要な情報や知識を仕入れたり、勉強したりすることで土日は過ぎていく。でも、それこそが喜びだった。

 

ところが今日は、何をやっていてもワクワクしないのだ。

本を読んでいる時も、

「チームのリーダーとはどうあるべきか」

「本当にやっていけるだろうか・・・」

など、不安が脳内を駆け巡り、全く集中できない。

 

これはまずい。そう思って本を閉じ、ラジオを聞き始めた。

そこでたまたま聞いたのが、人事アドバイザーとして、株式会社 We Are The People代表の安田雅彦さんのコメントだった。

wearethepeople.jp

 

「管理職は、出来る限り心身ともに元気でいないとね。

 だから自分を犠牲にして、擦り減る必要はないのだ」

 

 

フリーアナウンサー堀井美香さんがメーンパーソナリティーを務めるラジオ番組

「WEDNESDAY HOLIDAY」

この番組に、安田さんがゲストで出演されており、それで冒頭のクイズの話を聞いたのだ。

www.yomibasho.com

 

「誰かを支える、誰かをマネジメントする、そのためには、まず自分の心も体も元気でいなくちゃいけない。

だから、どんなリーダーだって、自分ファーストでいいんだよ」

 

そんなメッセージを受け取った。

 

いいんだよ、自分がやりたいことをやって。

それで自分のテンションがあがれば、チームメンバーにも明るく振舞える。

 

心にずっしりと載っていた、まるで漬物石のような重い塊が、

ちょっとだけずれた気がした。

 

少しだけ、笑顔取り戻せた気もした。

 

少しでいい

ちゃんと笑えてるかな?って、確認心がけよう。