HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

9月10日 歯医者に感服した話

日曜日、

 

 

・思い込みは百害あって一利なし

・過去は振り返らない方がいいこともある

・継続は大事だ

 

この3点、今日僕が歯医者から学んだことだ。

 

一つ自慢させてほしい。学校で歯科検診が定期的にあった時。僕は一度も引っかかったことがなかった。歯石も歯垢も問題なし。パーフェクト。

だから、僕にとって歯医者というところは、歯が痛くなったら行くところ、という位置づけであった。

しかし大学生2年生の時。

右奥歯に激痛が走った。

確実に虫歯だ。鏡で見ても、自分で分かるくらいに黒ずんでいる。

 

原因は分かっていた。コンビニのアルバイト終わり、深夜2時または早朝6時。

廃棄処分されるから持って帰っていいよと、いつもコンビニスイーツを食べていた。

 

もちろん歯は磨いていたけれど、眠さと疲れできっとテキトーだったのだろう。

結果、虫歯になった。

 

しかし、冒頭に書いた通り、僕にとって歯医者というのは、とても縁遠い存在。恥ずかしながら、大学生になるまで予約の方法まで知らなかった。

 

だから、限界になるまでバファリンを飲んで紛らわした。

結果、

「もう神経抜くしかないね。で、詰め物ね、詰め物」と、おばあちゃん歯科医から言われた。そしてひどく叱責されたのだ。

なぜ、こんなになるまで放置しておいたのだと。全て自分が悪いのだと。

 

ごもっともである。でも、一応こちらは患者なんだから、そんなに怒らなくても・・・。

これがトラウマになったのだ。

 

カンボジアに住んでいた時、なんとその歯の詰め物が取れた。

激痛。

ただ、カンボジアで歯医者に行く気にはなれなかった。ただでさえ、インターンでお金がないのに、海外で歯の治療なんて、、、。

そしてカンボジアの歯科技術も正直信用していなかった(←本当に申し訳ない)。

 

その結果、右奥歯2つが欠けてしまったのだ。驚いたのは、欠けたにも関わらず、全く痛くない。なぜなら神経が抜かれているから。

 

そしてそれをずっと放置していたのだけれど、ついにその近くの歯たちに、影響が出始めた。

歯の治療というと、高額になるとしか思っていなかったから、金銭的に余裕がない間は、痛くないし、まあいっかと思っていた。

 

ただ、8月末、奨学金という名の借金がすべて返済できたことを機に、決心した。

「歯医者に行くぞ」

 

それが今日。

 

結論、

①過去の自分の行いは全く責められない。むしろ、今この状態から、どうやって治療・修復していくか、しか考えていない。

②痛くないかもしれないけど、歯茎が結構ぶよぶよ。歯周病予備軍。

③歯医者は、痛くなる前に行くのが正しい。

 

ああああ、もう感服だ。

自分の思い込みが阿保らしい。みんながみんな、患者の過去の愚行を責めるような歯医者ではないのだ。

過去は振り返らない方がいいと書いておきながら、

「もっと早く言っておけばよかった」と思ってしまう。

 

来週から毎週のように治療が始まる。

 

よし、過去はもう振り返らない。逆に、30歳になったこの歳に気づけてラッキーじゃないか。

 

年齢を重ねることにも、お金がかかるのだ。

 

歯科医の先生、これからお世話になります。