HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

7月11日 はす向かいと横隣り

火曜日、

 

 

今日から、オフィスの座席配置が変更になった。

もともと、完全にフリーアドレス席なのだけれど、コロナ規制緩和によって、基本的には出社体制になったことにより、ある程度は同じチームやセクションで座る場所を固定しよう、ということになったらしい。

 

僕はうるさい環境が本当に苦手、ということもあって、これまでは人があんまり来ないエリアに座っていた。基本的に両隣は誰もいなくて、前方にチームメンバーが一人座っている感じだった。ただ、各デスクにはモニターが設置してあるから、目の前の人は必然的に見えない状態になっている。

つまり、四方八方だれもいないような感じだった。

 

ところが、今回新しく座ることになったエリアは、非常に混みあっているところで、両隣どころか、前も後ろもそして斜め前もすべて誰かしらが座っているような、そんな環境になってしまった。

 

「窒息」

 

最初に脳裏によぎったのは、この言葉だった。ただ、迷っている暇もないというか、そこしか空いていないので、もうそこに座らざるを得なかった。

自分の前と斜め左前には、同じチームメンバーが座っており、両隣には全然違うチームのメンバーが座っている。なんか働きづらいなぁと思ってしぶしぶ仕事をしていたのだが、意外といいかもしれないと思い始めてきた。

 

まず、チャットする必要もないくらいの他愛のないことや、ちょっとした質問みたいな要件をチームメンバーに簡単に伝えやすくなる。目の前に座っているメンバーは全身が隠れてしまっているので、主に斜め前のメンバーと会話することになったのだが、これが意外と良い。

そして、話しているうちにアイデアが生まれてきたりして、結果として生産性が上がったきがする。

 

そして、チームメンバー以外に対してもそうだ。左側に座っていた人は、顔は知っているものの、ちゃんと話したことはなかった。今日も特段長話をするような感じはなかったけど、ちょっとした雑談めいたものは軽く交わしたり、帰る時には

「お先に失礼します」と言う風に、自然とコミュニケーションが生まれた。

 

こういう何気ないタイミングの会話から、人間関係の距離を縮めていくことができるようになるのだと思う。

とはいえ、基本的にはエリア内ではどこに座っても良いというハーフフリーアドレスだから、明日も今日座った場所が空いているとは限らない。

 

ただ、斜め前のコミュニケーション、横隣りのコミュニケーションをちょっと意識するともう少し働きやすくなるかもしれないと思った。