水曜日、
ここ数日間の間で、改めて認識したことがある。
「体力があると、ご機嫌でいられる」
2つのエピソードを紹介したい。
まず1つ目。
先週土曜日、この日記でも書いたが、朝日新聞主催の「PODCAST MEETING2023」に参加してきた。
普段パーソナリティとして出演されている、朝日新聞の社員の方々と、直接話ができること、これが何よりの魅力ポイントだった。
ポッドキャストや紙面編集を担当している方々、彼らの多くが記者出身である。
朝日新聞の記者と言えば、高頻度での転勤が有名だと思う。
実際に話をした人も、宮城➡滋賀➡福島➡大阪➡福岡➡東京(いま)、のように高頻度で、相当な転勤をしている。
今と記者時代を比べると、今の方が断然働きやすいと言っている。
というのも、特に入社数年間、事件事故などを取り扱う警察の担当になると、休みだろうが、週末だろうが関係なく、電話がかかってくるとのこと。
早朝だろうが、深夜だろうが、風呂に入っていようが、ディズニーランドにいようが、関係ない。
呼ばれたら行く。これがすべてだ。
今の東京での仕事は、これに比べれば楽だと言っていた。ただ、交代制で夜勤がある仕事のため、一晩中仕事をして、次の日は日勤のようなケースも少なくないとのこと。
いつ寝てるんだろう。
純粋に疑問に思った。
すると、寝られる時に瞬間的に寝られるようになる、とすごい回答が返ってきた。
それでも、彼らは今の仕事を前向きに楽しんでいる。
どんなに熱意があったって、体力がなかったらできないだろうな、とつくづく思った。
次に2つ目。
僕の部署の上司の話。
今週の金曜日から1週間、有給休暇を取るとのこと。
なんと、ドイツに行ってくるらしい。その理由が、フルマラソンのマラソン大会に参加するため。
わーお
彼は、比較的遅い時間まで残り、朝は比較的早い時間に出社している。
驚いたことは、23時くらいに退社して、その後走り込みを行い、それから仮眠をして出社しているらしい。
それでもいつも頭が冴えている。
今日も、代理店との会議で、クリティカルな指摘を出していた。
まさに、体力お化けである。
実は、今年の3月まで僕の上司だった人も、マラソンランナーだ。
しかも、彼の場合はフルマラソンどころではない。
24時間以上走り続ける、ウルトラマラソンを趣味にしている。
コロナが少し緩和された昨年。ハワイ、フランスと遠征に行っていた。
それでも、帰国後は全く疲れた素振りを見せず、超ご機嫌。
この人も体力お化けである。
記者の方と言い、僕の上司と言い、この人達に共通しているのは、
なんだかご機嫌が良いということ。仕事を楽しんでいる、ということ。
頭脳やスキル、経験も大事だけれど、
それを下支えする体力に勝るものはないかも、と改めて思った。
何か失敗して落ち込んでいたとしても、
そういう精神的なダメージを受けていたとしても、体力がある・なしでは、
その後の長引き加減が違うと思う。
30歳になって、やっぱり少し衰えを感じる。
体力、つけないと、な。