HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

7月15日 こうやって沼にはまっていく

土曜日、

 

 

最近の週末の楽しみは、もっぱら溜まっている音声メディアを永遠に聞きながら、都内を闊歩することである。

平日も基本的に何かしらの音声メディアを聞いているのだけれど、Amazon Audibleを聞き始めてから、割とこのAudibleの占める割合が高くなっており、がっつりと内容に集中する必要がある番組が多い、ポッドキャストは土日に後回しになっている。

 

外出前にPodcastのお気に入り登録している番組の更新情報をチェック。

うん、だいぶ溜まっているなぁと、幸せを感じる瞬間である。その中で「お!」と驚いたものがあった。それがこちら、朝日新聞ポッドキャストの楽屋裏の最新の更新分だ。

omny.fm

 

omny.fm

 

楽屋裏という番組は、朝日新聞ポッドキャストの中の人が、ポッドキャストを制作するにあたってのリアルな裏話を語る番組である。この番組自体は前からあったのだけど、僕のテンションを上げたのは、新しいCMについて語るという、このトピックだ。

 

たぶん、数か月前くらいだと記憶しているんだけど、各エピソードの真ん中あたりに入るCMが刷新された。そして、その中の一つがめっちゃくちゃ面白いのだ。

声の出演も、制作も、全て朝日新聞音声チームが担当しているのだけれど、

「え?プロの声優さんですか?」

「え?本職が音楽編集の方ですか?」っていうくらい素晴らしい。

 

通常の速さ(1倍速)よりも、1.5倍速で聞くと、その臨場感が増して感動を覚える。

 

この音声CMすごいなぁと思っていた矢先に、この制作にまつわる裏話をポッドキャストで配信してくれる、というのはファンからしたら本当に嬉しい以外の何物でもない。

 

僕が朝日新聞ポッドキャストを聞き始めたのは、ちょうどコロナが始まった時くらい。番組もその頃に立ち上がったと記憶している。

当時は、「朝日新聞ニュースの現場から」という一つの番組しかなかったのだけれど、今は他にも番組が増えたし、専属のメンバーも増えて、本当に毎日新しい内容が楽しめるようになった。

 

実際の記者が語ってくれたり、メディア業界のゲストが出たり、Vログ的なものがあったり、そして今回紹介しているみたいに制作の舞台裏的なものがあったりと、丸ごと朝日新聞を楽しめるコンテンツになっている。

 

僕が更にファンになったのは、昨年9月にあった朝日新聞東京本社でのオフ会イベントだ。そこで実際に中の人に会えたし、ポッドキャスト業界では有名な方々もゲストとして登壇されたり、歌がうまいメンバーのソロコンサートがあったりと、とにかく楽しめた。

そこからずっと応援しているし、オンラインでのライブ忘年会なども開催されていた。

 

そして、Twitterのコミュニティでは、リスナーたちが聞いた感想を投稿して、それに対して記者や音声メディア担当の社員さんから回答までもらえるのだ。なんとも距離感を感じない仕掛けになっている。

 

耳から新しい情報が入り、それで気になったりしたらTwitterでつぶやき、それに対してリプライがもらえて、記者さんや音声チームを身近に感じられる。そして、実際に対面で会える機会も用意されて、ファンの熱が高まり、更に番組自体が大きくなっていく。

 

こういう循環がとてもうまく回っていて、この渦に自分はうまく巻き込まれている。

こうやって沼にはまるんだと、ちょっとびっくりする感じはあるけれど、心地よい沼なら肩まで浸かってもいいのかも。