土曜日、
私が推したいと思える存在、それは自分との繋がりを感じられる存在だ。
何度も書いている通り、私は音声メディアが好きだ。でも、小さい頃から無類のラジオ好きとか、そういうわけではなかった。
きっかけはコロナだ。耳寂しさを埋めるために、Podcastを普段使いし始めた。
その時、最初にPodcastの面白さを教えてくれた番組、それが
時は遡り2020年8月。世界中の国境が封鎖されて数か月。世界との繋がりが途絶えた。
いま世界はどうなっているのだろう。
そんな疑問に応えるべく、世界中に特派員がいる朝日新聞が、日本と現地特派員を結ぶ企画として始まった(これは勝手な僕の解釈)。
それから早3年以上が経過。3千本以上のエピソードが投稿されている。
さすがは朝日新聞。政治・経済から、日々の生活や暮らし、文化まで。
カバーするテーマには限界がない。
僕は小学生の頃から朝日新聞読者だったこともあり、この番組の沼にはまった。
そんな朝ポキが、ついにリアルイベントを開催。
普段音声を通じてしか繋がっていなかった、パーソナリティの皆さんと会えるのだ。これは行くしかない。
ということで、昨年開かれた第1回目に参加。
感想:人が多すぎて全然繋がれなかった。
ただ、これは朝ポキ側も感じていたようで、今年のリアルイベントは参加人数を大幅に縮小して開催。参加権も抽選で決まる。
何とありがたいことに無事に当選。
そして今日、再び訪問したのだ。
感想:朝ポキが一層好きになった。推し確である。
声だけが触媒だった繋がりが、今度は顔が分かる繋がりになる。
顔が分かると、一気に親近感を得られるのは不思議だ。
そして、これまで聞いていた同じ番組なのに、全然違うように聞こえる。
脳内にスルスル入っていくのだ。顔が分かると話している情景が浮かぶからだろう。
このリアルイベント後に早速朝ポキを聞いているのだけど、
聞けば聞くほど、なんだか恋しくなってしまう。これが推しなのか。
もう一個押さえておきたい。
朝ポキの創始者は、神田さんというだいぶ年齢が上の方だが、
現場でメインで回しているのは、30代前後の社員の方々。まさに僕と同じ世代。
実は、この30代メンバーを中心に構成されたプログラム
「アラサー会」、これの卒業メンバーも一堂に会したのが今日のメイン企画
「アラサー同窓会」だ。
企画終了後にメインパーソナリティの一人と立ち話する機会をもらった。
その時、彼が言ったことがとても心に残っている。ちなみに彼は同い年。
「僕、海外特派員になりたいって、ずっと希望出してたんですよ。
中国に留学してた経験生かしたいって思って。
でも、この部署に異動してきて、なんだか毎日楽しくって。
0から1の仕事だから大変だけど、今はこのポジションで全力尽くそうって。
こうやって、ファンの方々と繋がれるし」
自分と同世代、なんなら同い年の人が、こんなに仕事を前向きに語っている。
回りを見渡せば、他のスタッフもみんな笑顔。
色々突発事項が起きてるのに、みんな笑顔。
彼らを応援したい、と思うと同時に、
彼らみたいに、僕も、もっともっと頑張りたい。
なんだか勇気づけられた。
こうやって、
①顔が分かる存在で
②応援したいと思える存在、同時に
③僕自身の背中を押してくれる存在、
この①②③が揃っている存在、これが僕にとっての推しの条件だ。
是非、まだ聞いたことがない人は一度聞いてほしい。
早速今日のオフラインイベントの記事ができたようだ。