HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

9月16日 推したいと思う存在

土曜日、

 

 

私が推したいと思える存在、それは自分との繋がりを感じられる存在だ。

 

何度も書いている通り、私は音声メディアが好きだ。でも、小さい頃から無類のラジオ好きとか、そういうわけではなかった。

 

きっかけはコロナだ。耳寂しさを埋めるために、Podcastを普段使いし始めた。

その時、最初にPodcastの面白さを教えてくれた番組、それが

朝日新聞ポッドキャスト」、通称「朝ポキ」だ。

 

時は遡り2020年8月。世界中の国境が封鎖されて数か月。世界との繋がりが途絶えた。

 

いま世界はどうなっているのだろう。

 

そんな疑問に応えるべく、世界中に特派員がいる朝日新聞が、日本と現地特派員を結ぶ企画として始まった(これは勝手な僕の解釈)。

 

それから早3年以上が経過。3千本以上のエピソードが投稿されている。

さすがは朝日新聞。政治・経済から、日々の生活や暮らし、文化まで。

カバーするテーマには限界がない。

僕は小学生の頃から朝日新聞読者だったこともあり、この番組の沼にはまった。

 

そんな朝ポキが、ついにリアルイベントを開催。

普段音声を通じてしか繋がっていなかった、パーソナリティの皆さんと会えるのだ。これは行くしかない。

ということで、昨年開かれた第1回目に参加。

 

感想:人が多すぎて全然繋がれなかった。

 

ただ、これは朝ポキ側も感じていたようで、今年のリアルイベントは参加人数を大幅に縮小して開催。参加権も抽選で決まる。

 

何とありがたいことに無事に当選。

そして今日、再び訪問したのだ。

 

感想:朝ポキが一層好きになった。推し確である。

 

声だけが触媒だった繋がりが、今度は顔が分かる繋がりになる。

顔が分かると、一気に親近感を得られるのは不思議だ。

そして、これまで聞いていた同じ番組なのに、全然違うように聞こえる。

脳内にスルスル入っていくのだ。顔が分かると話している情景が浮かぶからだろう。

 

このリアルイベント後に早速朝ポキを聞いているのだけど、

聞けば聞くほど、なんだか恋しくなってしまう。これが推しなのか。

 

もう一個押さえておきたい。

 

朝ポキの創始者は、神田さんというだいぶ年齢が上の方だが、

現場でメインで回しているのは、30代前後の社員の方々。まさに僕と同じ世代。

 

実は、この30代メンバーを中心に構成されたプログラム

「アラサー会」、これの卒業メンバーも一堂に会したのが今日のメイン企画

「アラサー同窓会」だ。

 

企画終了後にメインパーソナリティの一人と立ち話する機会をもらった。

その時、彼が言ったことがとても心に残っている。ちなみに彼は同い年。

 

 

「僕、海外特派員になりたいって、ずっと希望出してたんですよ。

中国に留学してた経験生かしたいって思って。

でも、この部署に異動してきて、なんだか毎日楽しくって。

0から1の仕事だから大変だけど、今はこのポジションで全力尽くそうって。

こうやって、ファンの方々と繋がれるし」

 

 

自分と同世代、なんなら同い年の人が、こんなに仕事を前向きに語っている。

回りを見渡せば、他のスタッフもみんな笑顔。

色々突発事項が起きてるのに、みんな笑顔。

 

彼らを応援したい、と思うと同時に、

彼らみたいに、僕も、もっともっと頑張りたい。

なんだか勇気づけられた。

 

こうやって、

①顔が分かる存在で

②応援したいと思える存在、同時に

③僕自身の背中を押してくれる存在、

 

この①②③が揃っている存在、これが僕にとっての推しの条件だ。

 

是非、まだ聞いたことがない人は一度聞いてほしい。

早速今日のオフラインイベントの記事ができたようだ。

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