金曜日、
「どうしたらいいでしょうか」
「どう思いますか」
「何と返せばいいでしょうか」
「打ち合わせ、私は全然大丈夫です」
「打ち合わせ、やりますか?」
これら全てに欠けているのは、主体性である。
「あなたはどうしたいの?」
「あなたはどう思うの?」
「あなたは何て返そうと思っているの?」
「あなたが必要だから、打ち合わせをしたいのではないの?」
「打ち合わせをするかどうかは、あなたが決めること。」
地図やマニュアルがあったとしても、その通りに行かないことが仕事であり、むしろその通りにいっているようなら、全然進化していないということである。
義務教育の間は、自分で選択しなくても勝手に学ぶ教科が選択されていた。
ただ、中3の時には自分で進路を決めていたはずだ。
社会人になるまでの間に、どれだけ主体的に考えて行動して成果を出してきたか、これは社会人になってからのパフォーマンスにダイレクトに響いてくると思う。
どんなに頭が良くても、どんなに器用でも、言われたことをきちんと、それ以上によくできたとしても、それは高性能のロボットと同じである。
不平不満は口から次々と出るのに、どうすれば改善できるかというアイデアは全く出てこない。こういうのは慣れだと思う。
勉強なんかできなくていい。頭が悪くてもいい。
今の状況に対して否定的な姿勢であるのではなくて、自分はこう思うから、こうやっていきたい、そう思って行動できる人が、私は仕事が出来る人だと思う。
色々あってそう思った1日である。