金曜日、
絶対的な意見を求められることが苦手だ。
「〇〇はどうしたらいいか」ということに対して、あくまで僕の意見や考えであっても、それが正解であるかのように捉えられてしまうこと、それが苦手だ。
今、チームをリードする立場になって、後輩のメンバーからそういう回答を求められることが多くなった。
どんなに知識が足らなくなって、経験が足らなくたって、立場上、それに対してしっかりと返答することは大切だ。
ただ、２つ思うことがある。
それは、恐らくそれは意見を聞かなくても、求めなくても、調べたり、もっと専門的な人に聞けば一発で回答が分かるということ。
もう一つは、僕の考えや意見、思いが、誰かの意思決定に影響を与えるみたいな、この流れが気持ち悪いということ。
あなたにはあなたの考え方があって、やり方があるでしょう。
正しい回答を求めているのか、アドバイスを求めているのか、それとも回答を求めてるのではなくて、答えは知ってるけど雑談したいのか。
難しい。
絶対的な教祖様みたいな人の教えに従って生きる、その人が言うなら正しいのである、みたいなことが僕は心の底から苦手である。
部活の監督とか、上司とか、崇拝の対象みたいにみられて、そして周りがそれを崇めるみたいなことがあるけど、僕はそういうことができない。
ちょっと冷たいと思うかもしれないけど、誰かの人生に対して、意思決定に対して、正直影響をもたらしたくないし、責任取れない。絶対的にあなたの言っていることは正しい、信じるとか思われると、気分が悪くなってしまう。
分かる、分かるのである。立場的にはそういう意見を求められることを。
ただ、それが絶対じゃないから、あなたはどう考えたのかを最初に教えてほしい。対等な立場で会話を交わしたい。
縦型組織はやっぱり苦手だ。上に立つのも下で動くのも。
