HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢31歳。日々の学びや気づきを、ちょっとだけ得意な文章とイラストで自由に記録していきます。

9月4日 頼ること

水曜日、

 

 

ついにダウン。昨夜から喉に違和感はあったけれど、特に気にせず就寝。今朝起きたら、全身の筋肉がバッキバキになっている。起き上がるのも辛いくらいだ。

間違いない。これは発熱の症状である。ただ高熱ではなさそうだ。

汗をかくと熱が下がると言われている、つまり走って汗をかけばいいのかと、ジョギングに出かける。東京はここ2日間すごく涼しいから、ついついスピードを上げて、いつもよりも長いコースを走ってしまう。

 

一応会社には出社したものの、指先がどんどん冷えてきて、手のしびれもひどくなる。同時に、腰の痛みも酷くなる。結局熱は測っていなかったけれど、家の近所の発熱外来に電話。明日が休診日だから当日の電話じゃ難しいだろうと思っていたら、なんと予約が取れた。

もうこれは休めってことかな。

 

思い切って午後休を取り、病院へ検査に向かう。改めて熱を測ると、38.9度。昨年のコロナと比べたら全然マシなのだが、それでも頭痛と全身の痛みが酷かった。

検査の結果、コロナでもなければインフルエンザでもない、とのこと。

とりあえず一安心である。鎮痛剤、解熱剤、喉の炎症を抑える薬をもらって帰宅。そのままひと眠り。

 

思い返してみたら、僕は全然病院に行きたがらない人だった。

今日みたいな内科もそうだし、歯医者もそう。本当に限界になるまで、どうしようもない状態にならない限り、自分で何とかしようとしていた。

それがここ最近、よく病院に行くようになった。金銭的に余裕がある、というわけではない。本来病院なんかに使いたくないし。

分からないけれど、30歳を過ぎてから、仕事も私生活も自分だけでは乗り切れない障害みたいなものに遭遇する機会が増えており、それがきっかけなのかもしれない。

自分の理想を形にしたいと思うときも、結局自分ひとりではそこに到達できない、ということを最近よく感じている。周りの協力をいかに得るか、そしてそのために良好な関係を維持しておくことが大事だということを、感じている。おそらく、管理職になってからだと思う。

ちょっとだけ変わったな、と思った。

 

ひと眠りして18時過ぎ。コンビニに食料と飲み物を買いに行く。僕は、とある有名な商店街のすぐ近くに住んでいるのだが、平日のこの時間帯に、ほぼ初めて歩いてみて改めて実感した。みんな助け合っている。コンビニとかみたいなチェーンもあるけど、ほとんどが個人店だ。今じゃ珍しいかもしれないけど、魚屋・八百屋・肉屋・本屋・喫茶店、こういう類のものは基本個人経営だ。もしかしたら、チェーンのスーパーやカフェに行ったほうが安いのかもしれない。でも、この商店街近くで暮らす人は、住民で商店街を支えている。

 

頼り頼られる関係性をこの街に見た。午後休にして病院に行って大正解だ。