HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

12月16日 八十八

月曜日、

 

 

茶摘みではない。

銀行でもない(それは、八十二銀行)。

まだ2週間少し残っているが、私が2024年に読んだ本の数である。昨日書店に行って、あれもこれも本が欲しくなり、さすがにそんなに買えないから、すぐに図書館で予約を試みた。

ところがだ。

予約上限を超えております。

私は都内在住だから、登録さえすれば区立図書館は基本的に利用できる。規模が大きい、新宿区立図書館、千代田区立図書館、港区立図書館、品川区立図書館。この4つの利用カードを持っている。

それぞれ予約数には上限があるのだが、全てマックスになってしまった、、、。

 

いや、買えよ。そう思う人もいるかもしれない。ごもっともである。

ただ、買っていたらきりがないのだ。基本的に賃貸の一人暮らしだから、引っ越しが前提となっている以上、あまりものを増やしたくない。床下一面がすべて地下収納になっているおかげで、棚やラックなどがないこの部屋のこのすっきりした感じは残しておきたい。

話を戻そう。

そんなに読む本があるのか?決して読みたい!!というわけではない。ただ、毎日毎日、本に関する情報を仕入れていると、何それおいしいの?という感じで次々と興味がわいてしまうのだ。

今年は1月から読書リストを作成しており、読んだ本リストと、読みたい本リストを作っている。

片方が増えれば、片方は減るはずなのだが、両方とも増える一方だ。

それで、改めて今年読んだ本を数えてみたのだ。

僕はビジネスパーソンではあるけれど、ビジネス書はあまり好きではない。

好きではない、というか、そればかり読んでいると、心のうるおいがなくなって、まるで干ばつのような感覚になるのだ。

温かいミルクのような本が欲しい時もあれば、冷たい清水のような本が欲しい時もある。

僕にとっての本とは水分だ。乾いた心に流し込まれる文章たち。それで心が潤っていく。

面白いか、面白くないかは分からないし、その時の自分次第で、その本の見え方が変わる。だから、とりあえず読んでみる。つまらなければ積読でOK。このスタンスで気が付けば八十八冊。夏も近づく八十八夜。まだ冬である。

昨日も書いたように、今は自分を受け止めてくれるような本を欲している。クリームシチューみたいな本が読みたい。

 

さて、今日もこれから読むとするか。