HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

11月1日 ハロウィンは本当にハッピーなのか

土曜日、

 

 

ここ3年くらい、ハロウィンについては思うところがある。

それは、本当にハッピーなのか、ということだ。

思い返せば、僕がハロウィンを意識するようになったのは、大学1年生の時だった。もう10年以上前の話である。大学の授業メンバーとはランチの時間にお菓子交換をしたり、サークルのメンバーとは飲みに行ったりした。そうだ、なんだかんだ渋谷のスクランブル交差点をくまもんの着ぐるみを着て闊歩した経験さえある。

僕の高校は男子校だったのと、年末年始以外全て部活だったから、こういう季節のイベントを楽しむということはなく、むしろ吹奏楽部だからイベントに参加してもてなす側だった。

だから大学生になって初めてハロウィンを理由に遊んだ時は、なんか楽しいかも!と思った記憶がある。

それから社会人になり、最初働いていた会社では、こういう行事は全く話題にならなかった。だから今の会社に転職してくる前までは、ハロウィンは完全に僕の意識の外にあるイベントだった。

ところがだ。

今の会社は、外国人スタッフがかなり多いこともあり、こういう欧米系のイベントを会社全体で盛り上げる風習がある。今年のハロウィンも、会社の入り口にはハロウィン限定のオーナメントが飾られ、社員食堂ではお菓子が無料で配られていた。それくらいなら可愛いものだが、問題は仮装をする文化があることだ。これは個人の判断に委ねられており、中途入社の社員ほど何もしない。僕はもちろん何もしないし、僕の周りの人もなにもしない。

ただ、部署によっては個人の判断ではなく、「仮装してくるよね?」という暗黙の了解がまかり通っているところもある。仮装を楽しみたい人は良いだろう。ただ皆が皆、そうじゃないということをどこまで意識してるんだろうか、とモヤモヤしてしまう。

こういうイベントのターゲットになるのは、新卒入社の社員である。男子トイレに行くと、ブツブツ言いながら着替えている声が聞こえてくる。別に仮装にかかる費用の補助があるわけでもないし、割と残業多めの会社だから準備するのだって一苦労だろう。

全然ハッピーではなさそうである。

極めつけは、社長や経営陣との会議がある場合、その招集通知に

「31日は仮装推奨日です。推奨にはなりますが、仮装で盛り上がりましょう」

と、書かれていること。そして、これに対して誰も反発しないこと。流動性が高いことで有名な会社ではあるので、こういう謎のトップダウンと、それに従う軍隊のような雰囲気が合わない人は、次から次へと出ていく。良い言い方をすれば、新陳代謝がよく、カルチャーフィットする人しか残らないという感じだ。

でも知っている。割と多くの人がこういう文化に辟易していることを。

全然ハッピーではなさそうである。

 

大学生の時、ハロウィンは楽しいものだった。でも、一つの会社の中で繰り広げられている悲しいハロウィンを見て、全然ハッピーではないと思い始めた。

やっぱり、強制とか暗黙の了解とか、そういうのではなく、個人がやりたければやればいいし、やりたくないならやらなければいい、そういう超ドライな環境が僕は好きみたいだ。