HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

3月24日 感傷的になること

金曜日

 

今週は火曜日が祝日だったこともあり、いつもの金曜日よりは体がまだ元気な気がする。それでも、やっぱり金曜日は疲れている。だからこそ、ネガティブな感情を持ちやすくなっている気がする。今日は、そんなことを考えた二つのエピソードを紹介したい。

 

一つ目、これは言われてちょっと傷ついた一言。

 

「本当だったら、こういう部分まで事前に見ておいてほしいんだけどね。まあ、もうしょうがないけど」

今日上司から何気なく言われたひとこと。TVCMの一コマに関して、とても些細な部分なんだけど、でも気にする・しないではだいぶ結果が変わってくる部分。制作会社と立会で行うオフライン編集作業の現場で、放たれた一言である。

 

もちろん、これは僕が未熟であったことは分かっている。企画の責任者として、鳥の目だけではなく、虫の目を持つべきであった。次の企画では、そのあたりをしっかりと意識しようと思う。一方で、これまでこの取り組みを進める中で、その部分を指摘できるタイミングはたくさんあったのも事実。ただ、今日のように、実際に撮影したものを編集&試写してみないと気づけなかったかもしれない。

それなら、本当は事前に気づいてほしかったんだけどね、っていう発言自体がそもそもおかしい。その上司は、割と大きなセクションを管轄している人だから、個別企画をそこまで細かく見ていないことは重々把握している。だからこそ、こういう立ち合いの場で指摘をしてもらえるのは、とてもありがたい。

 

だけど、本当はもっと前に気づいて欲しかったんだけどね、っていう風に言うのは違う気がする。それなら、もっと早い段階で一緒に携わっていてほしかった。自分が上司の立場になったら、絶対言わないようにしようと思った。

 

二つ目は、今度は僕が相手を傷つけたかもしれない出来事。

 

この編集作業を受けて、さっそく宿題がたくさん課された。しかも、あんまり時間的な猶予もない。最近一緒に仕事をしている後輩さんは、僕がだいぶ仕事に追われているのを気にして、

「何かできることありますか?」と聞いてくれた。

それに対して、

「早く対応しないといけないから、ここは僕がやるね」と答えた。これって、一見、何も問題なく聞こえるかもしれないけど、遠回しには、あなたはまだ未熟だから、って言ってるのと同じかもしれない。

 

思い返せば10か月前。転職をしてから数か月間、本当に自分が貢献できることが少なくて、とても惨めだった。前職では、バリバリに回していたから余計である。そう、自分の存在意義を感じられないと、人は落ち込む。

直近感じていたことを、後輩にも感じさせてしまった。これは反省だ。慎もう。

 

疲れていると、小さな言動がとても気に障るし、同時に反省的にもなる。でも、この感情は大事にしたい。

 

おやすみ