土曜日、
今日から4月らしい。正直びっくり。今年の3月は一瞬で過ぎていった。この日記でも書いているように、来週から自分が担当している大きな企画がスタートする。その準備で、とにかく昨日までバタバタだった。
もちろん、キャンペーンが始まれば始まったで、毎日デイリーレポートを作成したり、随所随所で経営会議で報告したりするからやることはあるのだけど、一旦一呼吸つけるというところだろうか。
普段の土曜日に比べて、残っているタスクも少ない状態だった。こういう時こそ、マーケティングリサーチやら読書やら、勉強のタイミングだ。
外は快晴。気温も正午過ぎには20度超えていたと思う。Tシャツでも全然寒くなく、外では、多くの人が楽しそうに歩いている。だからだと思う。カフェの仕事する人向けスペースは、いつもの午前中よりも空いていた。
そんな中、タスク処理とマーケティングリサーチの狭間で読んだ記事を紹介したい。Newspicksのコラムだ。
この記事を書かれた荒木さんは、今は独立されている方だ。ただ、以前所属していた組織の中では、組織への忠誠心を誇示するがために、ライバル企業のことを痛切に批判して仲間うちで笑い合っていたことがあったとのこと。今となっては思い出しくたくもない苦い経験と書かれている。
この記事を読んで、僕はふと気が付いた。
「所属意識や帰属意識が自分には全くないかもしれない」
僕は、今の会社の前が2社目なので、人生では2社経験している。それぞれ、入社する前までがワクワクのピークで、いざ入社してみると、もう関心が別の企業に向いている、という状態なのだ。ちょっと言い過ぎかもしれないけど、要は帰属意識を感じることがないのだ。
すこし言い方を変えると、僕は組織への忠誠心を見せるとか、会社の狭い身内でワイワイと親睦を深める、みたいなことがとても苦手。窮屈に感じる。高校時代、かなりハードな部活に入っていたのだけど、その分強い帰属意識が求められていて、それのストレスの発散の捌け口として、死に物狂いで勉強していた(笑)
大学で入ったサークルも、なんだか練習を強要される雰囲気があって、すぐにやめてインカレに移った。狭い世界にとどまって、その中で深い関係を作ったり、忠誠心を示すみたいなことが本当に苦手だ。
社会人になってもそれは変わっていないから、7年半勤務した前職を辞めるときも、後ろ髪を引かれることはなかったし、今の会社ともしっかり距離を取っている。例えば、終業後や週末に会社の人と戯れるとかは基本嫌だ。
そんな感じで、何か特定の組織、それから人、それから国に対して帰属意識を持たないので、敵対するものがない。だから競合や敵に対して批判感情が生まれない。でも、これって愛情がない、つまり無関心っていうことだよね。
正解なんかないと思うけど、大事だと思うこと。それは、帰属意識が強くなっても、僕のような全く真逆のケースでも、どっちにもメリット・デメリットがあるということを自覚しておくこと。そんな気がする。
それを自覚しておけば、落とし穴にはまることは避けられる。
おやすみ